BIGBANGのT.O.P(右)と俳優キ・ジュボン。


今年の上半期、韓国芸能界では不祥事が相次いだ。麻薬や飲酒運転など、芸能人に関わる様々な事件が世間を大いに騒がせた。THE FACTは上半期の芸能界に関わる事件を振り返ってみる。


BIGBANGのメンバー・T.O.Pが義務警察で兵役の服務をしていた際に、大麻吸引の容疑の事実が明らかになり、衝撃が走った。T.O.Pは昨年10月、ソウル・龍山(ヨンサン)区の自宅で歌手練習生の女性と大麻を吸引した容疑を受け、今月5日に在宅起訴された。


T.O.Pはソウル警察庁・広報担当官室の楽隊からソウル・陽川区の4機動団へと転補措置された。その後、薬物の過剰摂取で意識が朦朧とした状態で発見されて緊急入院。あらゆる意味で世間から心配された。病院側はT.O.Pの健康悪化の理由について「ベンゾジアゼピンの過剰摂取」と明らかにした。同事件で義務警察の職位を解除されたT.O.Pは、裁判の結果によって再服務の可否が判断される予定となっている。先月29日に初公判が開かれ、検察はT.O.Pに懲役10月・執行猶予2年を求刑した。


中堅俳優のキ・ジュボンとチョン・ジェジンが大麻吸引容疑で立件された事件もあった。2人は昨年12月に知人のA氏から大麻を受け取り、吸引した容疑を受けている。2人は容疑を否認していたが、それぞれ尿と毛髪から大麻の陽性反応が出た。警察はチョン・ジェジンの身柄を拘束し、またキ・ジュボンについても拘束令状を申請した。


アイドルグループ“男女共学“出身のチャ・ジュヒョクは先月22日、懲役1年6ヶ月と追徴金501万ウォンの判決を受けた。チャ・ジュヒョクは昨年3月、女性A氏から大麻を受け取り、ソウル市内のマンションの地下駐車場に止めておいた自身の車の中で吸引した容疑、そして同年8月には麻薬のケタミンをカナダに密輸しようとした容疑も持たれた。
さらにチャ・ジュヒョクは大麻吸引の容疑に続き先月、飲酒運転の容疑で追起訴された。チャ・ジュヒョクは酒を飲んだ状態で車を運転し、歩行者3名をはねた容疑を受けている。裁判所は麻薬と飲酒運転の容疑を併せて判決を下した。


女優のク・ジェイは6月15日午後11時40分頃、酒を飲んだ状態でソウル・龍山(ヨンサン)区のハイアットホテルから、漢南 (ハンナム) 大橋方面へ運転中に、飲酒運転取り締まりで摘発された。ク・ジェイは出演していた番組「Follow 美 8」から降板することが決定した。


また歌手で俳優のキム・ヒョンジュンは今年3月、飲酒運転の容疑で摘発され物議を醸した。当時キム・ヒョンジュンは知人と酒を飲みながら自身の車を数百メートル運転し、信号待ちをしていたところで車を止めたまま居眠り。他の車の運転手の通報で駆けつけた警察に発見された。


THE FACT | カン・スジ


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