提供:エイベックス・エンタテインメント

 

[スポーツソウルジャパン|小川典子記者] リュ・シウォンが、11月28日の名古屋を皮切りに、神戸、横浜の3都市を巡るツアー「Ryu Siwon Japan Live Tour 2012~SEASON~」が、2004年に日本デビューしてから106回目のステージとなった、12日の横浜アリーナの公演をもって終了し、大盛況を収めて幕を閉じた。


横浜アリーナは、2009年の公演以来3年ぶりというシウォン。開演前から客席ではウエーブや拍手が沸き起こり、本人登場前から異様な興奮がみなぎっていた。そんな熱い会場に迎えられたシウォンは、およそ4時間15分という上演時間で、オープニングの「Who am I?」からメドレー、アンコールを含むのべ32曲を熱唱した。途中、客席の外周を“SEASON号”トロッコで移動したり、オーディションで選ばれたエキストラダンサーやキッズダンサー、コーラスチームたちとコラボレーションするプロジェクト企画も組まれ、バラエティ豊かな演出に、観客は長丁場の間でもシウォンのパフォーマンスにくぎ付けとなった。


シウォンの韓国の所属事務所の後輩で、主演ドラマ「グッバイマヌル~僕と妻のラブバトル」のOSTから「Shine」も披露し、フュイーチャリングに参加したジョン・フィウクがゲスト出演し、若干22歳という後輩に「僕は40歳だけど、見た目も彼と、あまり変わらないでしょ?」と、ライバル心を燃やす場面も見られた。

 

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今年、リュ・シウォンの「Ryu Siwon Japan Live Tour 2012~SEASON~」は、総動員数37,000人、横浜アリーナ最終日動員数 は11,000人を記録した。|提供:エイベックス・エンタテインメント

 

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2004年に日本で歌手デビューをして以来、四季折々を彩る楽曲を発表してきたシウォンらしく、「愛してる」などのポップなナンバーをまとめ、キッズダンサーと共演した“春夏メドレー”や、「秋桜」などのバラード曲を多く含む“秋冬メドレー”をコーラスチームと披露し、彼の活躍を観客とともに振り返るひとときもあった。そんな日々を想い出しながら、「9年前にデビューした頃に30代だった方も今では40代ですね。50代だった方は、60代に…。今度の公演では、娘さんやお友達を誘って来てください。そろそろ“世代交代”をしましょう(笑)!」と、ジョークを交えて観客とのコミュニケーションを楽しんでいた。

 

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ツアータイトルにも掲げられている、11月21日に発売した9枚目のアルバム「Season」からはミディアムテンポの「あの日のリグレット」からバラード「突然君が消えたって」などが披露され、また、公演時間が2時間を超えたころからの後半戦は「Flash×Back」をはじめとする、アップテンポな楽曲をたたみかけるように7曲続けてメドレー形式で繰り広げ、精力的な音楽活動をさらに証明させていた。シウォンがおよそ40人のダンサーを引っさげて踊る「BABYLON」は、迫力満点そのものだった。


アンコールでは、プライベートな話をしながら今、置かれている現状を赤裸々にファンに伝えた。非常につらい時期を過ごしたこと、しかし娘とファンがいたからそれを乗り越えられたことなどを真摯な姿勢で語りかけていた。このようなメッセージを伝えることにしたシウォンに、会場からは熱い激励の拍手が贈られた。


来年のシウォンは、MCやドラマ出演など、さまざまな活動が予定されているようであり、「日本でも下半期ごろまでは、10枚目のアルバムや、14、5枚目のシングルを発売したい
ですね」と活発に意欲を見せていた。

 

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