撮影:小川典子

 

[スポーツソウルジャパン|小川典子記者]SE7ENが、韓国を代表する食品“キムチ”の魅力を伝える名誉大使に選ばれた。


14日から16日の3日間、新大久保「K-PLUS」の野外会場にて、「2012 第1回 東京キムチフェスティバル」および「コリアンタウン韓国食品販売展示会」が開催中である。初日となった同日には、「K-STAGE O!」にて開幕式が行われ、レストラン経営などで、自らも韓食文化を伝えるアーティストのSE7ENが、同イベントのキムチ名誉広報大使に任命された。


大韓民国キムチ協会のキム・スンジャ会長から委嘱状を授与されたSE7ENは、「ありがとうございます!」と感謝の気持ちを表しながら、「とてもうれしいですね。これからもキムチを広報していきたいと思いますので、みなさんもよろしくお願いします!」と、決意表明をすると、会場から拍手が贈られた。突然のトップスターの参席に、大興奮の会場に、「じゃあね~!」と持ち前の笑顔で参加者に手を振り、ステージを後にした。


開幕式には、SE7Nのほかにも、各界から来賓が訪れており、主催のMBC慶南日本支社チョン・ギョンス代表からは、キムチが2003年のSARS時には、中国での感染防止に役に立ったというエピソードを踏まえながら、「キムチを食べれば、寒い冬も乗り越えられるのではないでしょうか?」と、“世界5大健康食品”として君臨するキムチの地位をアピールしていた。また、同じく主催側である、韓国農水産食品流通公社の本社から来日したチョン・ウンヨン流通戦略部長は、「韓国の商品が日本でこれからも活躍をすることを祈っています!」と、イベントの趣旨を伝えていた。


韓国MBCのキム・ジェチョル社長は、「宮廷女官 チャングムの誓い」や「イ・サン」など、日本でもヒットしている自社作品を挙げながら、食文化に次いで韓国を代表するコンテンツのひとつであるエンターテインメントの分野も注目しながら、「韓国にお越しの際には、気軽にMBCに遊びに来てください!」とコメント。会場から拍手が贈られた。また、同社のウォン・マンシン芸能本部長からは、「これからもみなさんが会いたいアーティストをこの会場に呼べるような機会を作りたいと思います」と、これからも期待度大のうれしいメッセージが寄せられた。第1回目となる15日から、毎週土曜日には同会場で、「MUSIC CORE」や「MBC Show!音楽中心」のリアルタイム上映会がスタートすることに合わせて、来場者の中から抽選で、韓国での生放送に招待することが決定されたことが、ウォン本部長から伝えられた。


また、本イベントでは、LedAppleやSISTARがパフォーマンス公演で出演することから、駐日韓国文化院のシム・ドンソプ院長は、「彼らを愛するように、キムチを愛していただけたら幸いです」と、このような他ジャンルからの相互交流の発展を祈った。

 

日本キムチの日宣布実行委員会のオ・ヨンソク委員長(㈱永明・妻家房の代表取締役)、SE7EN、大韓民国キムチ協会のキム・スンジャ会長(一番右)。撮影:小川典子

 

また、日本キムチの日宣布実行委員会のオ・ヨンソク委員長からは、11月22日の「夫婦日」には、家族そろって仲良くキムチを作ろうということで、“日本キムチの日”とすることが宣告され、参加者一同、これからもよりいっそう韓国の食文化が日本で定着することを願った。
 

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