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韓国人俳優としてはじめて、中国で切手が発行されたパク・ヘジン。2006年、KBS2TV「噂のチル姫」に出演した際、“年齢差カップル”を演じ、話題を集め、その翌年、KBS1TV「空くらい地くらい」で初主演を果たし、その存在感をアピールしたパク・へジンは、多数の中国ドラマに出演するなど、グローバルな活躍を見せてきた。その後も、「いとしのソヨン」「星から来たあなた」「悪い奴ら」などの人気ドラマに出演。現在、JTBCドラマ「マンツーマン」にキム・ソル役で出演している。


様々な作品で多くのキャラクターを演じてきたパク・ヘジンは今月2日、ソウル・江南区のカロスキルにあるレストランでおこなわれたインタビューで「これまで理性的な役柄を多く演じてきた。それと真逆の役として、心温かい国選弁護人が良いと思う。ありえない事件で、弁護を受けることができない人々を守ってあげられるそんな役をやりたい」と打ち明けた。(国選弁護人…貧困などの事由により私選弁護人を選任できない場合、国の費用で選任する弁護人のこと)。


以下、パク・ヘジンとのインタビューを一問一答形式でまとめてみた。


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‐現在出演中のドラマ「マンツーマン」では、多くの女性を魅了する“美男”を演じているが、どんな気分。
「(笑)職業はゴースト要員です。実際、レストランに誰かが来たからといって見つめたりしないじゃないですか。なのに、そのような設定になっているので、撮影しているときも、どこか照れくさく鳥肌が立ちそうな気分でした。カッコいいフリをしながら歩いたりする場面は本当に恥ずかしかったです。モニターを見ながら鳥肌が立ちそうになったら(撮影に)成功したといえるでしょう(笑)。なので、もっとカッコいいフリをするためにもう一回撮ろうと言ったこともありました(笑)」


‐ボディーガード役を演じるにあたって、実際のボディーガードに何かアドバイス等は受けたのか。
「保護システム(パク・ヘジンの警護担当チーム)の職員からたくさん習いました。立つ姿勢や警棒の使い方を習いましたが、(日常生活では)使うことはないですよね(笑)。銃を扱うシーンがあって、警護担当の方に“銃はどのように持っていればいいのか”と尋ねると“私も銃は軍隊でしか使ったことがないです”と答えました(笑)。私が演じたのはゴースト要員だったので、警護とは少し違う部分もあるようです」


‐パク・ソンウンとの共演シーンは本当に良かった。“男の友情”の決定版だったと評価されている。
「個人的には、男性との共演のほうが好きです(笑)。だからといって女性との共演が嫌だということではないですよ。同い年の役者よりは年上の男性俳優と共演すると、私が愛嬌が多いというわけではないですが、演じる際に、頼りになると思っています。共演した先輩俳優のチョン・マンシクさんやパク・ソンウンさんも生活感あふれる演技をされる方でした。特にチョン・マンシクさんは、イメージと違ってとてもおとなしい(?)方でした。現場ではプライベートな話もたくさんしたのですが、いつも笑いながら演技していた記憶しかないですね。パク・ソンウンさんは、多くの方が怖いイメージを持っていますが、本当に面白い方です。メッセンジャーを送ったときも、絵文字などをたくさん使ってますよ」


‐ゴースト要員を演じるために準備した部分はあるか。
「制作発表会の時にドラマの脚本家が“カッコいいから出演オファーしたのに、思ったより面白い人で驚いた”とおっしゃっていました。演技をする際に、撮影現場で監督と相談をたくさんしました。それで、典型的なゴースト要員のイメージにコミカルな部分を入れることにしました。実際、ソル(役名)には私自身の姿がたくさん入っています。私自身を入れるほうが、よりソルを立体的に見せられると思いました。ゴースト要員よりは、可愛くて少しまぬけな部分があって、それが私の実際の姿と思っていただければ良いと思います。自分で可愛いと思ってはいないですが、ファンの方々が可愛いと言ってくれるんですね。“私はもう35歳なのに、やめてください”とお願いしました(笑)」


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‐第1回放送からとても強烈だった。特に、スナイパーとしての能力が凄かった。
「銃は10キロを超えるものもあったのですが、私が使っていた銃は5キロ程度でした。長い銃を持って走ることができず、後で別の銃を持って走り、撃つというふうにしました。私が左利きなので、標的に狙いを定める際に、右目で見なければならないのを忘れ、左目で見てしまい、NGが出たりもしました(笑)」


‐アクションシーンもかなり凄かった。
「実際に練習したシーンはもっと長かったですよ。それが、監督が“これじゃ撮影が一週間もかかる”とおっしゃっていて、結局インパクトのある場面だけを撮影しました」


‐怪我は無かったか。
「手のひらの皮が剥けたこと以外は特になかったです。アクションシーンの練習を長時間したからだと思います。アクションがカメラの動きとぴったり合ったら、本当に気持ちいいですよ。カーチェイスのシーンにおいても、カメラとの距離がぴったり合った時は最高の気分でした」


‐今年は非常に忙しいのではないか。
「忙しいのが良いと思います。オファーがなければ仕事がない職業ですから。コツコツと演技ができることだけでも感謝しています。新たな挑戦ができるのが俳優の魅力だし、これからも新しい作品で新しい姿をお見せするように頑張っていきたいと思います」


THE FACT | クォン・ヒョクキ



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