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映画「オクジャ」がカンヌ国際映画祭にノミネートされたことについて、ポン・ジュノ監督が感想を述べた。


15日午後2時にソウル・Four Seasons Hotel Seoul(フォーシーズンズ ホテル ソウル)で開催された映画「オクジャ」の記者懇談会に出席したポン・ジュノ監督は、同映画がカンヌ国際映画祭にノミネートされた感想について「こわい」と述べた。この日、記者懇談会にはポン・ジュノ監督とNetflixコンテンツの最高責任者のテッド・サランドス、映画プロデューサーのジェレミー・クライナー、チェ・ドゥホ、キム・テワン、ソ・ウシク、キム・ウテクが出席した。


ポン・ジュノ監督は「監督の立場としては、新たな映画を紹介するのにカンヌほど光栄で興奮する場所は無いと思う」と語りつつも、「熱いフライパンの上に載せられた魚になった気分」と打ち明けた。また、「全世界の厳しい映画関係者がフランスのカンヌに集まって私の映画を見ると思うが、それが怖いという気持ちもあるものの楽しみだ。早く映画が公開されて映画の話がしたい」と伝えた。


映画「オクジャ」のスチール写真


ポン・ジュノ監督の4年ぶりの新作「オクジャ」は、江原道(カンウォンド)の山奥に住む少女ミジャ(アン・ソヒョン)と、10年間一緒に育った唯一無二の親友の動物“オクジャ”がグローバル企業ミランド・コーポレーションに連れて行かれ、ニューヨークに向かいながら繰り広げられるストーリー。

秘密裏にオクジャを活用した“スーパー豚プロジェクト”を推進しているミランド・コーポレーションのCEOのルーシー・ミランド(ティルダ・スウィントン)や、オクジャを前面に立てて他の作戦を遂行しようとする秘密動物保護団体ALFなど、各自の利権をめぐってオクジャを手に入れようとする貪欲な世界と、その世界からオクジャを救出しようとするミジャの旅が描かれる。


映画「オクジャ」は米動画配信大手のネットフリックス(Netflix)を通じて全世界に同時配信される。また、6月28日には韓国の劇場公開も決定した。


THE FACT | クォン・ヒョクキ


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