人気アイドルグループEXOから脱退したタオが、専属契約をめぐる裁判で敗訴した。

人気アイドルグループEXOから脱退したタオが、専属契約をめぐる裁判で敗訴した。

ソウル中央地裁は28日、タオがSMエンターテイメントを相手に起こした“専属契約効力の不存在確認訴訟”で「原告の請求を棄却する」と原告敗訴の判決を下した。

両者はこれまでの裁判で、専属契約の期間、収益配分、待遇の差別などで対立。タオ側は「専属契約が最初から不公正だった」と主張した一方、SMエンタ側は「公正取引委員会が提示した標準的な契約書をもとに結んだ契約のため、問題になることはない」という立場を貫いてきた。

タオは2015年8月、専属契約を無効を主張しSMを相手に訴訟を起こした。裁判所は昨年9月、両側に和解勧告を出したが、合意に至らず約1年8ヶ月間の長い法的紛争が続いた。

一方、タオはEXO脱退以降、本国の中国でシングルアルバムを発表するなど中国で活動している。

THE FACT JAPAN

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