アモーレパシフィックグループのソ・ギョンベ会長

韓国の化粧品大手、アモーレパシフィックグループが“世界100大ビューティー企業ランキング”で7位を記録した。

アモーレパシフィックグループは17日、米国のビューティー・ファッション専門媒体<Women's Wear Daily>が選んだ“世界100大ビューティー企業ランキング”で7位を記録したと明かした。昨年(12位)に比べ5ランクがアップされた成績で、上位10位内の企業の中では最も大きな上昇幅となる。

<Women's Wear Daily>は世界中のビューティー企業の実績と売上高をもとに、毎年世界100大ビューティー企業リストを発表する。2007年の同ランキングで上位20位圏にランクインしたアモーレパシフィックグループは、その10年後に7位にまで順位を上げた。同期間中の売上高をみると、1兆5666億ウォンから6兆6976億ウォンに約4倍も増えた。営業利益では2375億ウォンから1兆828億ウォンに、約5倍が成長した。

<Women's Wear Daily>はアモーレパシフィックグループの飛躍の背景に5大ブランド(雪花秀、ラネージュ、Mamonde、innisfree、ETUDE)の活躍を挙げた。アモーレパシフィックグループは、20以上の化粧品ブランドを保有しているが、その中でも5大グローバルブランドの活躍が大きい。特に、雪花秀は2015年、単一ブランドとして韓国で初めて売上高1兆ウォンを突破。また、innisfreeも昨年、売上高1兆ウォンを突破した。

アモーレパシフィックグループのソ・ギョンベ代表取締役会長は、「アモーレパシフィックグループは、魅力的で差別化されたブランド、継続的な技術革新と開発、そして現地市場と顧客カスタム事業戦略に基づいて成長してきた。今後も、国内・海外の顧客に美しさの価値を伝えながら、世界を変える美しさを創造する“Great Company”に跳躍していく」と抱負を示した。

THE FACT|ファン・ウォンヨン記者

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