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日本でも根強い人気を誇る韓流TOPスターアン・ジェウク。彼の4年ぶりのドラマ出演「ドキドキ再婚ロマンス 子どもが5人!?」のDVD-SET1&レンタルVol.1~8がリリース中!DVD-SET2&レンタルVol.9~16を5月2日(火)にリリースします。
本作は実生活でも一児のパパとなったアン・ジェウクが、2人の子どもを抱えたシングル男・サンテに扮し、同僚の女性に次第に心が揺れていく様子を好演!2016年のAPAN STAR AWARDS”で、見事、男性最優秀演技賞を受賞。その実力と人気ぶりを証明しました。
そんな彼の相手役として、3人の子どもを抱えるシングルマザー・ミジョンを演じるのは、実生活でも第二子を出産し、2年ぶりの復帰となる「黄金の魚」ソ・ユジン。また、本作でオレ様なゴルファーを演じて大ブレイクしたソンフン(「オー・マイ・ビーナス」)、「風船ガム」で注目された新進のアン・ウヨンなどイケメンスターの共演も話題に!
子持ちシングル同士の再婚ロマンス、家族の絆、若い世代のラブや人生の悩みごとなどもきめ細かく描き、幅広い世代から圧倒的支持を獲得した本作は、2016年度 韓国テレビドラマ 平均視聴率No.1(TNmS全国リサーチ)を獲得した秀作です。
――アン・ジェウクさん演じるイ・サンテについて紹介してください。
アン・ジェウク:アパレル会社のマーケティングチーム長です。そして2児の父親で、妻とは早くに死別しています。2人の子供たちを育てながら長男として実家の両親にいつも気を配っています。さらには亡くなった妻の実家で暮らし、義理の両親の面倒も見ている男性です。
――お嬢さんが誕生された頃に、この作品に出会われたので「運命的なのドラマ」とも言えそうですが、どのように思われますか?
アン・ジェウク:運命的であるかどうかはよくわかりませが、偶然にも娘はこの作品の制作発表の日に生まれたんです。元気な子供の誕生にあやかってこの作品も成功してほしいと思ったのですが、そのとおりいい結果になりました。うれしい出来事が続いたのでとても気分がいいですね。
――サンテを演じていて、自分には到底真似できないと思うような言動はありましたか?
アン・ジェウク:彼はいわゆる「問題解決係」なんです。親や子供たちの世話を焼くだけではなく弟や妹、更に義理の妹の悩みまで解決しようとします。何か問題が起きた時、サンテ自身も傷ついたり心を痛めたりして葛藤があるはずですが、自分の感情を表に出したりはしません。自分の感情は抑えて自分よりもまず、相手の話を親身に聞いてやるんです。時には激怒したり感情を出したりすればいいのにと、人が良すぎてもどかしく感じることもありました。
――ご自身の性格と似ている部分はありますか?
アン・ジェウク:ある人物を演じるにおいては、僕の中にある感性を最大限、その人物に合うよう引き出すようにします。今回は僕と共通する責任感の強さや保守的な面を最大限引き出す努力をしました。でも実はサンテと僕とはあまり共通点がないんです。僕は彼ほどお人よしではありませんよ。撮影現場でも「こんな男はいないよ」と冗談を言い合ったほどです。
――サンテとミジョンの再婚については、色々話し合われましたか?
アン・ジェウク:その点については監督や脚本家とよく話し合って慎重に演じるようにしました。ミジョンは離婚を経験して再婚を夢見ています。サンテは妻を亡くした状況で新たな恋を始めることになるのですが、それを演じるは難しかったですね。亡き妻を胸に抱きながら新たな恋を始めるという彼の心情を表現するのが難しくて慎重になりました。ミジョンのサンテへの想いも大事ですが、サンテがミジョンに心を開いて彼女を愛し始める。その恋する気持ちや過程が軽々しいものではなくて誠実で真剣そのものであることが、うまく視聴者のみなさんに伝わってくれればという思いが強かったですね。
――演じるにあたってご自身のアイデアをよく出されるようですが、本作でも何かアイデアを出したセリフなどはありますか?
アン・ジェウク:いいえ。皆さんに誤解されているようですね(笑)。僕は明るい性格で普段、冗談もよく言うので、演技に関しても自由に演じると思われがちですが、作品の演技に関してはとても保守的なんです。ですからアドリブもほとんど入れません。ただ、アドリブというのではなくて台本に指示がない感情表現について工夫することはありますよ。たとえば“相手を見つめる”とだけ台本にあり、細かく指示がない場合に、“ここは無言で相手を見つめよう”とか、“この状況では互いに見つめ合わずに、空を見ながら話すのがいいんじゃないか”とか、その程度の工夫に過ぎません。色々なアイデアを頻繁に出したりはしませんね。(笑)
――このドラマに出演して家族や子供に対する考え方が変わりましたか?
アン・ジェウク:ドラマを観てくれた視聴者や僕の知人たちが「おもしろい」と言ってくれてうれしいかったのですが、何よりも「子供との会話のしかたが参考になった」と言われたのが、うれしかったですね。作家が意図したものなのかどうかはわかりませんが、ためになる部分が多かったという話も聞きました。対話で子供たちをいい方向に導いていくサンテの姿や母親としてのミジョンの姿が、多くの家庭で参考になったと知り、とても満ち足りた気持ちになりました。このドラマは啓発ドラマではなく、気楽に観られるドラマだったので、それがかえって大勢の方の印象に残るようになったようですね。
――アン・ジェウクさんもサンテのように積極的に育児に参加されていますね。
アン・ジェウク:子供が生まれてから子供のために多くの時間を割こうと、僕なりに努力してきました。しかし、母親の負担に比べたらわずかなものですよ。父親になってからというもの気持ちだけが先走ってしまって、子供の愛らしい姿を見たい一心で育児に関わってきたんです。でも子供のそばにずっといて世話をしている母親の姿を見ていると、父親とは比べものにならない苦労をしていると感じます。なのでドラマの撮影が終わったらできるだけ多くの時間を娘と一緒に過ごすようにしています。
――育児を手伝いながら大変だったことや、これなら自分にできると思ったことは?
アン・ジェウク:うちの場合は娘ですが、大胆な育て方をしています。例えば、生後3カ月頃から浴槽に入れました。幸い、うちの子は水を怖がることもなかったので、そのおかげか同じ月齢の赤ちゃんに比べて1か月以上も早く歩き始めました。父親にできるのは何よりも遊んでやることです。母親が少しでも休めるように遊んでやること。僕ができるのはそれくらいですね。
――ソ・ユジンさんと共演してみていかがでしたか?
アン・ジェウク:ユジンさんとは一緒にボランティア活動をしたり、10年以上ものつきあいがあります。ですが共演は初めてでした。ユジンさんは普段一緒に過ごす時のパワーより仕事の時のパワーのほうが、かなり大きいとつくづく感じました。このドラマでお世話になった方は大勢いますが、特にユジンさんに感謝しています。例えば僕が撮影で疲れ果ててしまったり、途中で体調を崩したりすることがないように配慮してくれました。元気に最後までこの作品の撮影に臨めたのはユジンさんのおかげです。
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
アン・ジェウク:以前は撮影の途中で時間が空いたりした時は、スタッフたちと話したり、車や楽屋で休んだりしていました。でも今回のはワン・ビンナさんやシム・イヨンさんなど、10カ月や20カ月くらいの赤ちゃんを育てている俳優さんが何人かいたんです。それで空いた時間はみんなで集まって育児の話ばかりしていました。僕が一番、子供を持つのが遅かったので「こんな時はどうすればいいの?」と質問ばかり。だから10カ月の撮影期間中、子供の話ばかりしていたように思います。もちろん、教えてもらったアドバイスはとても役立ちましたよ。
――ドラマのように、もし5人も子供を育てることになったら?
アン・ジェウク:「子供は何人くらい欲しいですか?」と独身時代に聞かれた時は、子供好きなので4、5人は欲しいと答えていましたが、でも実際に1児の父となり、このドラマでは自分の子供2人と相手の連れ子3人、合わせて子供が5人もいる家庭の家長の役を演じました。ドラマの序盤ではサンテの子であるスとビンとの撮影が多かったので、その時はとても楽でしたが、ストーリーが進んで子供が3人増えたら現場の雰囲気が変わりました。簡単なシーンでも何度も撮り直したり、3人での場面も1人ずつ撮ったりしてとても時間がかかり大変でした。それで実際に5人も子供を育てるなんて想像も絶する、とても大変なことなんだとわかりました。
――ラブシーンを演じる時、結婚前と今とでは何か変化はありましたか?
アン・ジェウク:ラブシーンぐらいで気まずい雰囲気になったらドラマはできませんよね。でも面白いことに、家で出演したドラマを観ていてユジンさんと同じ行動を取ったことがありました。妻と一緒にドラマを観ていてサンテとミジョンがキスするシーンになった時のことです。妻は黙って観ているのに、僕は何だか照れくさくなって口数が増え、撮影の時のことなどをしきりにしゃべってしまいした。ユジンさんも同じだったそうです。妻に「静かにしてて、黙ってて」と言われるくらいでした。ユジンさんもそうだったようですが、うちもパートナーが応援してくれて、ドラマも楽しく観ていたようです。
――サンテのファッションは、評判がよかったですが、コンセプトはご自身で決めましたか?
アン・ジェウク:重役クラスが出席するような重要な会議のシーンではしっかりとスーツで決めて、普段のシーンではTPOはわきまえますが、堅すぎないようにしました。役柄がアパレル会社のチーム長ですから、野暮ったい感じにならないように気をつかいました。ネクタイをする時もスーツの上下を違う色にして、軽やかさを演出したファッションが好評だったようです。
――アン・ジェウクさんにとってこのドラマはどのような作品になりましたか?
アン・ジェウク:今までも多くの仕事に携わり、今後も携わっていきますが、この作品は僕のフィルモグラフィーに主要出演作として残るドラマだと思います。結婚後、初めて出演した作品でしたし、好評を得て結果も出せたからです。本当は心配だったんです。これまで独身俳優として活動してきたて、結婚後、初めて出演するドラマでしたから、視聴者のみなさんの反応がとても心配でした。幸いにも好評を得られてとても感謝しています。
――日本のみなさんにドラマの見どころとメッセージをお願いします。
アン・ジェウク:このドラマでは、今の韓国社会でよく見られる一般的な家庭の姿が描かれています。やむを得ない事情から仕方なく離婚した女性、そして妻と死別し1人で子供を育てている男性、そんな探せば必ずいるであろう普通の人々が登場する作品です。そんな2人が新たな人生を夢見て、愛を成就させるために努力します。そして2つの家族が1つになることで生じるさまざまなエピソードが描かれていきます。結ばれた2人がどのような形の愛を育んでいくのかが、ドラマの見どころでもあります。子連れ同士の再婚を描いたドラマですが、重くなりがちなテーマを誰が観ても楽しめるように、明るく肯定的に描いていこうとみんなで努力して作り上げた作品です。日本の皆さんにも楽しんで観ていただける、良いドラマを久しぶりに作ることができました。「ドキドキ再婚ロマンス 子どもが5人!?」ぜひ楽しんでご覧ください。
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