『恋のスケッチ~応答せよ1998~』『雲が描いた月明り』で日本でも人気急上昇の若手俳優パク・ボゴムが『2016-2017 PARKBOGUM ASIA TOUR FAN MEETING IN TOKYO
さわやかで愛くるしい笑顔、済んだ瞳でファンを魅了するパク・ボゴムは、この日、淡いピンクのスーツ姿で登場。会場いっぱいの観客を見渡すと「ぜひ日本に来たいと思っていた。日本の映画やドラマなどもたくさん見ていたし、日本の感性がきれいだなと思い、おいしい食べ物がたくさんあると聞いていたし…」などと日本への思いを口にした。そしてピンクの衣装について「桜をイメージしてピンクの衣装にしてみた。舞台も桜のイメージにしたらと意見を出した。そして、皆さんがお花ですよね」と言いファンを喜ばせ、今回のファンミーティングのコンセプトが
その後のトークでは、せりふの覚え方について「繰り返して練習するように努力している。まず最初にせりふの意味を理解するようにして、常にキャラの立場に立って考えて、その人物の立場になって理解していく」とし、マイブームは?との問いには「最近ファンミでいろいろな都市を回っているので、その都市を理解したり、どんな歌が喜ばれるかとか考えたり、その都市に行った時は、どこへ行ったらいいのか、などを悩んだりしているとハマってしまう。実は、意思の疎通を図る時に壁を感じることがあるので、次は皆さんとコミュニケーションをとれるように頑張りたい」と真面目な人柄をしのばせる率直な回答。そんな彼の言葉が真実であると証明するかのように、一生懸命覚えた日本語を精いっぱい駆使して会話に織り込み、ファンを喜ばせた。一番かわいいと思う日本語の言葉は?と尋ねられると「はな、そら、りんご…りんごってかわいいじゃないですか?」と言うと、観客からは、そんな単語を口にするパク・ボゴムに対して「かわいい!」の声の嵐となった。
また、彼女ができたら初デートはどこに?との質問に「想像したことがないが、愛する人が行きたいというところがあればどこにでも。愛する人といるだけで幸せだと思うので」と答えるなど、終始、誠実さを感じさせたパク・ボゴム。そのほか初めて日本に来た時の札幌での写真や、今回行ったTDLや富士急ハイランド、お台場などでの写真を見ながらエピソードを語ったり、抽選で選ばれたファンとドラマのワンシーンを再現した写真を撮影したり、ゲームをしたりと盛りだくさんの内容で、真摯に、紳士的にファンを楽しませたほか、自身のOST楽曲「僕の人」やピアノを弾きながらの「Rainy Blue」披露など、定評のある歌声も4曲を披露した。
最後に、日本のファンが作った映像がサプライズで流されると目を潤ませながら「日本のファンの皆さんの気持ちが伝わってきたし、それを忘れずにまたお会いできたら…」と日本ファンとの再会を約束。そしてイベント後には全員の観客をお見送りし、ファンとの別れを惜しんだ。
パク・ボゴムの真面目で誠実な人柄がにじみ出ていた日本での初ファンミーティング。『雲が描いた月明り』の余韻はまだ薄れることはないが、早く作品での新しい姿にも会いたい、そしてまた早く日本にも戻ってきてほしいと感じさせられたイベントとなった。
■パク・ボゴムジャパンオフィシャルファンクラブ www.bogum.jp
THE FACT JAPAN|野﨑友子