俳優チョ・インソン。|イム・セジュン記者


俳優チョ・インソン(35)が、先輩チョン・ウソン(43)に対する無限なる愛情を表した。


チョ・インソンは15日、ソウルのCGV狎鴎亭館にて開かれた映画「ザ・キング」(監督:ハン・ジェリム)の制作報告会に登壇し、今作で初共演したチョン・ウソンに対する尊敬の気持ちを伝えた。


会見中、チョン・ウソンからの「インソンがキャスティングされたことが僕にとっては出演を決心した理由だった」という話に、チョ・インソンは「中学時代、『アスファルトの男』を見ながら俳優を夢見ていた。ウソン先輩はあの時も今も、これからも僕のワナビーで偶像(アイドル)だ。昔は遠い先輩だったけれど、『ザ・キング』がきっかけで先輩が僕に手を差しのべたような気分だった。現場では僕のことをたくさん思ってくれて、好かれている気分だった。もう先輩と心を交わせる時間になったなって思ったし、これからでも会えて頼りにするようになったことや、知らないことがあったら聞ける先輩がいることは、すごい幸運だと思う。だからいっぱい頼りにしていた」と明かし、先輩に対する深い愛情を表した。
(「アスファルトの男」:95年、イ・ビョンホン、チョン・ウソン主演ドラマ)


映画「ザ・キング」で初共演したチョ・インソンとチョン・ウソン。


元祖イケメン俳優の共演だけに、2人のルックスが比べられると、チョ・インソンは「先輩と比べることは、自ら辛くなろうとすることと同じだと思う。比べたりする考えさえしなかった」とし、チョン・ウソンは「俳優がルックスで認められることは楽しいことだけれど、現場ではキャラクターだけで会うことを望んでいた。僕もインソンさんをキャラクターとして受け止めて、現場で誰がもっとかっこよく映るのかなどを気にすることはなかった。現場で息を合わせる時、“すてきなインソンになったな”と感じた時が楽しかった。僕が現場で力がある時に、インソンさんと仲間でともにできて幸いだなと思った」と愛情あふれる言葉で返した。


映画「ザ・キング」は、無所不為(=何でもできる。不可能なことがない)の権力を目指していた男パク・テス(チョ・インソン)が、韓国を思うままにする権力の設計者ハン・ガンシク(チョン・ウソン)と出会い、世の中の王になるために奮闘する物語を描く作品。
「優雅な世界」「観相師-かんそうし-」など、並外れた感覚で韓国映画の新たなシーンを切り開いたストーリーテラーのハン・ジェリム監督がメガホンをとった。2017年1月、韓国全土で公開。



THE FACT JAPAN



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