キム・ギドク監督が演出した映画「THE NET 網に囚われた男」のメインポスター。


キム・ギドク監督の新作「THE NET 網に囚われた男」が、第17回東京フィルメックス映画祭のオープニング作に選定された。


映画投資配給会社NEWは13日、「第73回ベネチア国際映画祭、第41回トロント国際映画祭、第21回釜山国際映画祭に招待されたキム・ギドク監督の22番目の新作『THE NET』が、第17回東京フィルメックス映画祭のオープニング作に選定された」と伝えた。来月19日から27日まで開催される東京フィルメックス映画祭は、東京国際映画祭と共に日本を代表する映画祭で、様々な国と地域で制作された独創的で斬新な作品を紹介するのはもちろん、アジア新人監督の発掘にも注力している。
キム・ギドク監督の作品が同映画祭で上映されるのは今回で4度目。「アリラン」が2011年の映画際でオープニング作となり、「嘆きのピエタ」と「殺されたミンジュ」はそれぞれ2012年と2014年に特別上映部門に招待され、観客賞を受賞した。


「THE NET」は、船が網にかかりやむを得ず一人で南北の境界線を越えることになった北朝鮮の漁師が、家族のもとに戻るために孤軍奮闘した一週間を描いた作品。10月6日に韓国で公開され、好評を得ている。


THE FACT|カン・スジ記者



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