HANSグループキム・ドクギ会長が書いた「ビジネス00時40分」 |
“成功”には何が必要なのか?中国で年間売上高800億ウォンの企業を作り上げたキム・ドクギ会長は、韓国中部の忠清道で生まれた普通の子供だった。彼を巨大企業の会長にしてくれたのは、夢、努力、時間だった。夢があっても努力と時間がなければ成功はない。これは、努力も時間も同じだ。
若い頃から夢を持って努力し、それに合わせて徹底的な時間管理をしたキム会長は、これをもとに、中国で大成功を収めることができた。外国人に対する敵意的な態度、周辺企業の無関心、少ない資本金など、何一つ簡単なことはなかったが、キム会長はあきらめなかった。彼にはロジスティックスは必ず全世界を制覇するという確固たる信念があった。それで、中国という虎に対抗するため、中国語はもちろん、彼らの歴史まで徹底的に勉強することでチャンスを狙った。もちろん、誰よりも効率的に時間を管理したのは言うまでもない。
そんな彼の人生が記された「ビジネス00時40分」を見てみると、“どのように中国で成功したのか”、“成功というものは私たちの近くでいつも存在している”のを知るようになる。
HANSグループキム・ドクギ会長 |
キム会長が設立したHANSグループは、ロジスティックス、コンサルティング、貿易、電子商取引などを展開している企業。現在は、中国を拠点にし、約20の支店を展開。年間売上高800億ウォン企業に成長した。2006年10月9日、2億ウォンの資本金でチャン・ピルスン社長と一緒に始めたHANSグループは、わずか9年だけで中国の14支店をはじめ、台湾、香港、ベトナム、韓国に支店を持つようになり、200人の従業員が働いている。
このような成長の原動力は、中国でのビジネスチャンスを見出したキム会長の洞察力と事業に対する確信、人材を見極める力、多くの人々との良い人間関係であった。キム会長はここで止まらず、北東アジアを拠点にして、南米、中東、ヨーロッパなど全世界を対象に事業を拡大していく計画を立てている。また、慈善事業にも力を注ぐ予定だ。