韓国アイドルグループ元シュガーのイ・アユミこと、ICONIQが再び、芸名を伊藤ゆみに変え、歌手から女優へとスタートを切った。


韓国アイドルグループ元シュガーのイ・アユミこと、ICONIQが再び、芸名を伊藤ゆみに変え、歌手から女優へとスタートを切った。今から6年前、ICONIQとしてデビューを果たしたときは、剃髪し、丸坊主でセンセーショナルな登場の仕方をしたが、今回も各方面でヌードや下着姿を披露し、一部で話題を呼んだ女優、伊藤ゆみとしての再出発となった。


韓国でシュガーとして活躍していた頃から比べると、大きな路線変更である。ICONIQとしてデビューした際も、今までのあどけなさの残るイ・アユミを封印し、色香溢れる大人の女性へと逸脱した姿を見せた。当時も驚いたが、ここへきて、ヌードとは、大人へと成長を遂げるというか、もう、脱ぐしかない状況に陥ったのでは、と穿った見方をしてしまう。


韓国で活躍していたイ・アユミ時代は、日本人なまりの韓国語が韓国人にはほほえましく、可愛さも相まって、アイドルらしく美少女として受け入れられていた。しかし、2006年に解散してからは、日本で活躍の場を移し、2008年に女優伊藤ゆみでスタートを切ったが、いまいち、浸透せず、2010年ICONIQで化粧品メーカーのイメージガールを務めるなどし、坊主頭でセンセーショナルな再デビューを果たしたが、こちらも当初だけで、あとは鳴かず飛ばず。その後話題になったのは、GACKTの彼女としてというゴシップ記事だけだった気がする。


そしてここへきて、再び伊藤ゆみと名前を戻し、女優として再デビューを図り、雑誌を中心に各方面でセクシーグラビアを連発しているのだが、その活躍の場が見境ない。まだ女性誌であれば、わかるのだが、ついに週刊誌フライデーまでに水着写真で登場したのだ。正直、新人でもなく、それなりの年を重ねた女性が、ゴシップ色の強い週刊誌でグラビアを披露するのは、もう“それしかない”崖っぷちを意味していることが多い。昨今、顕著な例が元オセロの中島知子である。日本での騒動はご存じの方も多いので省くが、騒動後、彼女もフライデーで度肝を抜く、ヌードグラビアを披露している。


旬が過ぎてしまった芸能人が行きつく先が週刊誌のグラビア。話題にはなるが、それをきっかけに、成功させることは至難の業といえる。


THE FACT JAPAN|松庭直


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