俳優イ・ジヌクを性的暴行の容疑で告訴したA氏(左)。|THE FACT DB |
俳優イ・ジヌク(35)を性的暴行の容疑で告訴した女性A氏に対する拘束令状が、再び棄却された。
ソウル中央地裁は17日、A氏に対してイ・ジヌクを虚偽告訴した容疑で再請求された警察の拘束令状を棄却した。警察は今月11日、A氏に対する令状を再請求していた。
この日ソン・チャンホ部長判事は、「被疑者の告訴動機および性的関係と、その後の心理状態などに関して、不拘束状態で、より詳細な調査と審理が必要だ」と棄却理由を説明した。
A氏を逆告訴したイ・ジヌク。|THE FACT DB |
これに先立ち、裁判所は今月1日にA氏の拘束令状を棄却した。当時裁判所は、「現在まで収集された証拠資料による犯罪容疑の疎明程度などに照らしてみると、現状態では拘束事由と必要性を認めがたい」と棄却理由を伝えた。
A氏は7月14日にイ・ジヌクを性的暴行の容疑で告訴し、これにイ・ジヌク側はA氏を虚偽告訴の容疑で逆告訴した。A氏は先月26日に行われた警察の調査で虚偽告訴の行儀を認めたと知られたが、今月4日、THE FACTとのインタビューで、「虚偽告訴の容疑を自白したことはない」と反駁し、事件を新たな局面をむかえた。
THE FACT|キム・ギョンミン記者