キム・ヒョンジュンは元交際相手チェ某氏との訴訟で勝訴した。|イム・セジュン記者


歌手兼俳優キム・ヒョンジュン(30)と元交際相手チェ氏の損害賠償請求訴訟でキム・ヒョンジュンが勝訴した中、所属事務所側が公式立場を明らかにした。


キム・ヒョンジュンの所属事務所キーイースト側は10日、「裁判所は16億ウォンの賠償を求めたチェ氏の主張をすべて棄却し、むしろキム・ヒョンジュンにチェ氏が1億ウォンを支給するように判決した」と裁判結果を報告した。
続いて「チェ氏の“暴行による流産”と“妊娠中絶を強要された”という主張は完全に嘘であることが判明した。むしろ、裁判所は、チェ氏が妊娠自体をしたことがないと判断し、“妊娠した状態で暴行を受けた”という内容のインタビューをしたのは明らかに名誉毀損に該当するを認めた」と強調した。また、「キム・ヒョンジュンは残りの法的訴訟の件においても断固として対処するつもりであり、誠実に軍生活に臨む計画だ」と述べた。


裁判所の判決内容の詳細


1.チェ氏の主張「2次妊娠および暴行による流産」:妊娠した事実がない。
◆チェ氏は、妊娠の可否を確認するため、2014.5.20に A産婦人科を訪問して検査を受けたが、妊娠は確認されなかった。病院では一週間後にまた検査を受けるように勧めたが、チェ氏は来なかった。


◆妊娠中だと主張していた2014.5.30の00:30〜02:00頃、チェ氏はキム・ヒョンジュン氏、知人らと一緒にお酒を飲んだ。チェ氏の訴状でもそれぞれ焼酎1/4ボトル程度を分けて飲んだと陳述していた。目撃者の証言もある。


◆チェ氏は、2014.5.31、産婦人科には行かず、整形外科を訪問して骨折の確認のため、X-Ray撮影を受けた。この時、妊娠の可否を聞く医師の質問に妊娠していないと答えた。


◆チェ氏は2014.5.30、腹部の集中的な暴行により2014.6.1に下血し遺産につながったと主張するが、下血した日から十日以上も経過した2014.6.13にA産婦人科を訪問した。診療の過程でも「なぜ一週間後に来診にこなかったのか」という医師の質問に流産されたという趣旨の言葉は全くしておらず、流産による治療も受けていなかった。


◆チェ氏は、訴訟が進行される途中、A産婦人科を訪問し、2014.5.20の来院の当時に妊娠を確認したという内容の診断書を発行してほしいと要求したが、A産婦人科は当時の検査の結果で妊娠は確認されていなかったとして、これを拒んだ。A産婦人科はチェ氏が要求した「妊娠確認書」でなく「無月経4週6日」という診断書を発行した。


2.チェ氏の主張「4次の妊娠」:本人の主張以外に証拠がなく、むしろ反対の証拠によって妊娠自体が不可能な状況であると判断された。


◆チェ氏は2014.10中旬、4回の妊娠を確認し、2014.12.8に B産婦人科で妊娠中絶手術を受けたと主張したが、2014.12.3にA産婦人科を訪問した当時の検査では特異な所見がなく、当時のカルテにはチェ氏の最後の月経日が2014.11.11だったと記載されている。


◆B産婦人科でも妊娠中絶手術を受けたという記録がない。同病院を訪問した自体も確認されていない。


◆実際の出産まで至る妊娠に関連する記録を見てみると、チェ氏は2015.1.9にC産婦人科を訪問し診療を受けたが、当時のカルテにはチェ氏の最後の月経開始日が2014.12.6だと記載されており、チェ氏が2014.12.8に妊娠中絶手術を受けたという主張は認め難い。


3.チェ氏の主張「妊娠中絶を強要された」:キム・ヒョンジュン氏が妊娠中絶を強要した事実はなく、二度の妊娠を自身の意思で中絶手術を受けたと判断。


◆チェ氏は2014.5.16、親しい後輩と交わしたメッセージで、1次妊娠の時は正直産みたいという気持ちが1%もなかったと語っている。また、自分でも子供を出産する意思がなかったと明らかにした。


◆チェ氏は、1次妊娠を確認しては妊娠中絶手術をするためにD産婦人科を訪問。手術申込書を直接作成し(結果的には自然流産となる)、3次妊娠を確認して妊娠中絶手術を受ける時にもB産婦人科に直接手術の予約を入れた。


◆妊娠の事実自体が確認されていない4次の妊娠時には、被告から手術費用のほか、高価な服をプレゼントとしてもらった。


THE FACT|キム・ミンジ記者




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