※注意:この記事にはドラマの内容(ネタバレ)、ハイライト映像が含まれています

写真:SBS


「テバク」チャン・グンソクの変化を追っていけば、ドラマのストーリーがひと目でわかる―


俳優チャン・グンソクは、SBS月火ドラマ「テバク」(脚本:クォン・スンギュ、演出:ナム・ゴン、パク・ソノ)で王に忘れられた息子テギル役を引き受け、熱演を繰り広げている。
役者としての深みのある演技力と体を惜しまない情熱は、主人公テギルの非凡さを表現し、毎回視聴者から好評を寄せているところだ。
この記事では、そんなチャン・グンソクが演じる「テバク」のテギルの変化過程と魅力を改めてチェックする。



#賭博師の息子ケトン、転んで走る野生馬のような少年
宮で生まれたがすぐ捨てられてしまった赤ん坊は、その後賭博師のペク・マングム(イ・ムンシク)の息子、ケトンとして育った。貧しいけれど父マングムと爺さんナム・トケビ(イム・ヒョンシク)の手でたくさんの愛を与えられながら成長した。その姿はまるで野生の馬のように転んで走ってを繰り返し、いつも痛いふりを口癖のようにしているケトンは、世間知らずでありながらも純粋な青年だった。



#マングムの死を目撃したテギル、もう世間知らずではなく復讐を誓う男へ
ケトンは両班(ヤンバン:朝鮮時代の東班と西班が支配階層を成した身分)の身分を取り戻し、“白大吉(ペク・テギル)”という名前で幸せを夢見た。しかし、育ての父マングムの死を目撃し、テギルの人生は波乱をむかえることになった。父の仇イ・インジャ(チョン・グァンリョル)を殺すため火取虫のように飛び込み、刀に切られ腕と脚を折ってもイ・インジャに対する復讐の気持ちは決して諦めなかった。


#死線を何度も乗り越えるも、奴隷になってしまったテギル
テギルはイ・インジャによって崖から落とされた。そして記憶を失ったまま、塩田で働く奴隷の身分になったが、そこでもテギルは不義を許さない姿勢で弱者を苦しめる連中に立ち向かった。ためおけに落とされ、ふくろ叩きをされても、そして身なりが見苦しくなっても、生き抜くために蛇までを食い尽くした。このような惨めな状況のなかでも、テギルは決して希望を捨てず、生存本能を忘れていなかった。


#記憶を取り戻したテギル、仲間とともに刀を握る
記憶を取り戻したテギルは、塩田の奴隷たちを助け、朝鮮一の剣客キム・チェゴン(アン・ギルガン)の弟子になった。その後テギルは極限の修練に臨み、武芸を覚えた。弓と刀を握った手は、闘牋(トゥジョン:賭博道具の一種で、絵や文字が描かれた細長い札)でもっとも才能を発揮し、イ・インジャへの復讐心はますます極まっていった。



#武官服をまとったテギル、いよいよ宮へ
テギルは粛宗(チェ・ミンス)を殺しにいくという師匠チェゴンを止めるために宮に潜入した。そこで武官服をまとっていたテギルは、実父である粛宗と対面。刀を渡され新たな人生を切り開く道へと進んだ。



#賭博師になって帰ってきたテギル、賭場を掌握しイ・インジャを制圧
時は流れ、テギルは本物の賭博師に成長した。全国にあるイ・インジャの闘牋房(賭場)をひとつひとつ掌握し、復讐のためにますます成長していくテギルの姿はお茶の間を魅了した。



#再び危機?獄舎に閉じ込められてもテギルは立ち直る
イ・インジャの計略で殺人者の濡れ衣を着せられたテギルは獄舎に閉じ込められた。しかし、その苦難もしばらくすると、延礽君(ヨ・ジング)によって助けられ、粛宗と再会した。しかし、テギルは粛宗が自分の実父であることを、延礽君が実弟であることを知らない。だが、それとは関係なく、テギルは再びイ・インジャに立ち向かい、新たな反撃に臨む。


出生から波乱万丈な運命で生まれたテギル。しかし、彼は毎回その運命を乗り越え、死の危機から生還してきた。そして出生の秘密が明かされ、大きな転換点をむかえた「テバク」。そのなかでテギルは再び変化をみせ、それによる興味をそそる物語を予告する。ドラマ「テバク」は毎週月火夜10時より、韓国のSBSチャンネルにて放送中。


★日本ではKNTVから5月15日より、日本初放送スタート!
詳細はこちらへ
 http://www.kntv.co.jp/daebak/




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