(C) 山本宏樹 |
NU'ESTがこの度、韓国で2月に発売した4th Mini Album「Q is.」を引っ提げデビュー4周年記念ライブ2016 NU'EST LIVE「SHOWTIME4」を開催した。5月1日に大阪1公演、同3日・4日に東京で3公演の計4公演を開催。東京3公演はソールドアウトとなる人気ぶりだった。
昨年12月のクリスマスファンミーティングから約4か月振りの来日となったNU'ESTの今回のライブは、2月に韓国でリリースした4th mini Album「Q is.」のコンセプトを取り入れ制作された。「Q is.」は、二次元の漫画から飛び出してきたようなビジュアル・コンセプトを持ち、神秘的かつ幻想的な雰囲気を漂わせる作品。その中のリード曲『女王の騎士(OVERCOME)』は、女王を守る騎士の気持ちを表現している。
黒いマントをまとった5人の騎士がステージに集結し、マントを脱ぎ捨て今「Q is.」の衣装でアルバムのリード曲『Overcome』を披露。ぐっと大人の色気が増し、そして騎士としての強さが垣間見える。続く『Action』『Beautiful Ghost』では、磨きがかかったキレキレのダンスを見せたり、『Emotion』ではメンバーが客席に降り立ち愛嬌を振りまくなどファンを魅了。日本語楽曲メドレーパートでは、1月に公開し、現在もロングラン上映中の映画「知らない、ふたり」の主題歌『Cherry』の披露もあった。
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MCでは、日本のどんなところが好きなのかという質問に、アロンは「日本の食べ物がおいしい」ということで、公演毎に好きな食べ物を発表していた。ベクホは「東京タワーが好き」「“食べ物”と“建物”を間違えた」というネタを披露。JRは「寿司が好き」、そしてレンは「ここにいる皆さんの心がおいしいです」とトークが弾んだ。
思い出に残っていることを発表する場面では、レンは「クリスマスのイベントでコント等新しい試みをしたのがとても印象に残っています」、ベクホは「写真集とカレンダー撮影で沖縄に行って、その時エイサーを教えてもらった」、ミンヒョンは「2月に韓国でカムバックしたときに日本からたくさん応援に来てもらったことがうれしかったです」と振り返った。そしてアロンは、「(これまで思い出に残ったのは)今日です。皆さんとトゥゲザーしたのがとてもうれしいです。大人っぽい姿を見せるというコンセプトで準備しました」と語った。
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その後、ダンスコーナーやソロコーナーとさらに盛りだくさん。ベクホがピアノを弾き、ミンヒョンが歌う「ヨボセヨ」は、このライブのために新たなアレンジで準備されたもので、ベクホのピアノは観客の心をぐっとつかんだようだった。「Q is.」のコンセプトを生かすために今回は映像を排し、ミュージカル仕立てで「Q is.」の全曲披露、既存曲も新たなアレンジで、と成長ぶりを見せつけたNU’EST。最後のコメントで、それぞれが満足感・達成感を示し、「このSHOWTIME4がしばらく頭から消えないと思います。すごかったです。会いに来てくれてステージを見てくれるだけで涙が出そうです。今泣いてないですけど、帰った後でいっぱい泣きます。本当にありがとう。NU’ESTのそばにいてください!」(ミンヒョン)とファンに感謝の気持ちを伝えた。
必ず戻って来ると約束したメンバー。時折JRが、次の演出を考えるのが大変なんです、とこぼしていたが、次はどのようなライブを見せてくれるのだろうか、次の発表が待ち遠しい。
THE FACT JAPAN