イ・ジュンギ、IU（右）｜写真：NAMOOアクターズ、LOENエンターテインメント

俳優イ・ジュンギ（33）と歌手兼女優IU（22）が、新ドラマ「歩歩驚心：麗」（脚本：チョ・ユニョン、演出：キム・ギュテ）に出演を決定した。

同ドラマの広報関係者は4日、「男主人公のワンソ役にイ・ジュンギ、女主人公のヘス役にはIUが抜てきされた。ドラマのタイトルは、‘月の恋人’から『歩歩驚心：麗』に最終決定された」と明らかにした。

今年の下半期に放送を予定しているファンタジーロマンチックジャンルの時代劇「歩歩驚心：麗」は、韓国ドラマでは初めてとなる中国小説を原作として制作される作品。原作「歩歩驚心」は、現地でもドラマで作られたくらい国内外のファンから支持されている人気作だ。感覚的な映像美で有名なキム・ギュテ監督が演出を担当し、NBCユニバーサルがアジアドラマに初めて投資する作品で、100％事前制作される。

ドラマのタイトルである「歩歩驚心：麗」は、一歩一歩慎重にという意味の歩歩驚情と、高麗時代という背景の特徴を合わせて決めたという。実際の歴史をもとに、現代的な視覚と想像力を加えて興味深い物語に再誕生させ、視聴者たちを魅了する予定だ。

本作でイ・ジュンギ演じるワンソ役は、‘犬狼’という別名を持つ初代高麗王、太祖・王建（ワン・ゴン）の四男。仮面に自分を閉じ込めたまま生きる中、ヘスという女性を通じてその仮面を外すことになり、情熱的な恋をしながら高麗４代皇帝・光宗（クァンジョン）になる人物だ。
特に「歩歩驚情：麗」には、イ・ジュンギのほか、彼を筆頭にする‘イケメン皇帝軍団’が登場するとも予告され、期待を集めている。

IU演じるヒロインのヘスは、21世紀から高麗時代にタイムスリップしてしまう人物。歴史的事件のど真ん中で苦悩しながら、自分の運命を開拓していく成長型のキャラクターだ。ワンソをはじめ、皇帝たちとの友情と愛を描きながら成長する物語で多彩な魅力をみせるつもりだ。
演技力とビジュアルに非の打ち所がないイ・ジュンギと、魅力的なヒロインを担うことになったIUの共演ということで、期待も高まっている。

関係者は、「優れた演技力の所有者イ・ジュンギと、成長型のキャラクターで色んな魅力をアピールするIUが、映像美の錬金術師と呼ばれるキム・ギュテ監督と意気投合して視聴者のみなさんのもとに帰ってくる準備をしている。制作陣と俳優たち皆一生懸命がんばって、みなさんに良い作品をお見せできるよう最善を尽くしていきたい」と抱負を伝えた。

THE FACT｜キム・ミンジ記者