世界韓人貿易協会協会の東京支会の第13代新任会長の盧聖姫(ノ・ソンヒ、左)氏と、12代の前会長 李承珉(イ・スンミン)氏。 |
世界韓人貿易協会協会の東京支会(OKTA TOKYO)が21日、都内ホテルで忘年会を兼ねた新旧会長団離就任式を開いた。
同式で盧聖姫(ノ・ソンヒ)前期理事長が第13代新任会長に就任した。盧新任会長は「在日韓国人ネットワークの和合や発展に貢献すると共に、初代先輩たちが組織を設立した当時の崇高な精神を後輩たちにしっかりと繋げ、さらに組織発展のために尽力する」と就任挨拶で新会長としての抱負を語った。
世界韓人貿易協会協会の東京支会の第13代新任会長に就任した盧聖姫(ノ・ソンヒ)氏。 |
新任理事長には趙真晩(チョウ・ジンマン)氏が就任され、「会長の補佐役として会員全員がバランス良く、力を合わせて業務遂行ができるよう尽力する。最も大事なのは疎通。先輩と後輩が疎通できるパイプの役割を果たしたい」と述べた。
12代の会長の李承珉(イ・スンミン)氏は「会長としての責務を果たせたのは全て皆さんの助けがあったこそできた。真実と真心に勝つものはない。新会長の所信の通りに進んでいけばすべてがいい結果につながると信じる。13代執行部の就任を心より祝う」と激励の辞を述べた。
挨拶に続き、今年の活動報告や功労賞受賞、新しい役員が紹介された。また、韓国の建陽(ゴンヤン)大学から李前会長に感謝牌が贈呈された。
次は13代会長に就任した盧聖姫(ノ・ソンヒ)会長とのインタビュー。
—ご就任おめでとございます。御所感は?
重大な責任を感じる。先輩たちの業績にご迷惑をかけないように、低姿勢で最善を尽くしていきたい。
—他支会と異なるOKTA東京支会の特徴は?
World OKTAは祖国の経済発展や海外市場開拓などに役立つため、世界に散らばった在外韓国人の力を結集して設立した経済団体だ。
特に東京支会は、設立当初からWorld OKTAの長男の役割を果たしながら一緒に成長してきた支会。“物心両面で東京支会を支援する先輩とそんな先輩を尊敬する後輩”。こういう伝統が長く定着しており、他の支会に比べて結束力が強いのが特徴だ。
—任期中中心的に推進する事業は?
東京支会の会館を設立すること。そのための基金調達できる枠組みを作ることを中長期的な計画として推進していきたい。第2には、歴代の会長らが実行してきたインキュベーター事業をより拡大し、OKTA会員は誰もが利用できるコミュニティの場所として開放する方針だ。
—今後の抱負は?
まずは、会長と執行部、運営委員会の全員がそれぞれの仕事を分担して処理していくことができる、効率的な支会を目指していきたい。
—その他
祖国韓国はウォン高の影響で海外市場での競争力を失っており、韓流の減速で在日韓国人も試練の時を迎えている。こんな時こそ在日韓国人たちが力を団結して乗り越えなければならないと思う。東京支会だけでなく、在日韓国人のコミュニティ連携のためにどのようなことができるか深く悩み、日本の他の支会と密接に交流しながら懸命に働いていきたい。
新任理事長には趙真晩(チョウ・ジンマン)氏が就任。 |
34年前1981年に結成された世界韓人貿易協会(World-OKTA)は、産業通商資源部承認の社団法人として国際的な韓人経済団体。主な事業としては海外韓人貿易人ネットワーク構築及び強化、海外同胞次世代育成及び活用、韓国国内中小企業の海外進出支援、青年人力就業支援などがある。
世界韓人貿易協会協会の東京支会(OKTA TOKYO)が21日、都内ホテルで忘年会を兼ねた新旧会長団離就任式を開いた。 |
THE FACT JAPAN