(C)Tomoko Nozaki


K-POP7人組グループのJJCC(ジェイジェイシーシー)が、12月14・15日の両日、東京・初台DOORSにてショーケース・ライブ「JJCC’s Christmas in Japan」を開催。ライブでは、オリジナル曲をはじめ、アンコールまで全10曲を披露。ジャッキー・チェンのアクション仕込みのパフォーマンスでステージを盛り上げた。


JJCCは、香港映画スター、ジャッキー・チェンがプロデュースするグループで、名前は「Jackie Chan Joint Culture」の頭文字に由来している。2014年3月に5人組として韓国デビューし、韓国人3人(シムバ、イコ、サンチョン)と米国・ロサンゼルス出身の在米韓国人1人(エディ)、オーストラリア国籍の中国人1人(プリンスマック)で構成され、韓国語、英語、中国語で意思疎通が可能。その後、今年8月より新たに韓国人メンバーのユルとジカを加え7人組ユニットとして活動している新進気鋭アイドルグループだ。9月には日本デビューよりも先に、大型ファッションイベント「東京ガールズコレクション」でお披露目ライブを行うなど話題を呼び、すでに日本ファンも獲得している。


(C)Tomoko Nozaki


会場がファンの期待と熱気で満ちあふれるなか、モノトーンのスーツという衣装に身を包んだメンバーが登場するとフロアの温度は急上昇。オープニングは、韓国デビュー曲の『最初はみんなそう/チョメンダグレ』で幕開けし、続く『くらくら/ビンビンビン』で会場のボルテージを一気に引き上げた。5人でのあいさつの後、新メンバーのユルとジカを呼び込み、7人揃ったところで『トラウマ』を初披露。さらに韓国での活動曲『不眠症』でフロアを沸かせた。


日本でコンサートを開催する気分を聞かれたリーダーのシムバは「韓国ではテレビ放送でなかったらファンに会う機会はあまりない。ファンと一緒に楽しめる時間を与えていただき本当にありがたいです」と感謝の意を述べた。また昼公演では、エディ、プリンスマック、サンチョン、ジカの4人のユニットによるステージが用意され、アコースティックver.にアレンジした洋楽のカバー曲『Boyfriend』では歌唱力の高さを披露しライブを盛り上げた。


(C)Tomoko Nozaki


ライブ中盤、事前に募った質問コーナーでは、「好きなタイプの女の子は?」には「ロングヘア。ヘアスタイルより大事なのは笑顔の素敵な人」(サンチョン)。「一日だけ他のメンバーになれるとしたら?」には「イコ兄さん。『不眠症』のPVはバランスがよくて12等身に見える。本当にカッコ良くてPVを見たら眠れなくなる」(ジカ)。ユルは「ハ・ドンギュンのモノマネ」を、エディは体調不良のシムバに替わってアクロバットを披露するなど多彩な才能を見せた。また、印象的な質問をしたファン1名を舞台に招き、歌とマフラーがプレゼントされるなどクリスマスならではのうれしい企画も設けられた。


ライブもいよいよエンディングに差し掛かると、ノリノリのダンスチューン『どこなの?/オディヤ』。さらにアンコール曲『ジルロ(Original ver.)』でファンとともに弾け飛び、ラストはクリスマスキャロルで盛り上げ、単独ライブを成功裏に締めくくった。


2016年春には日本メジャーデビューも決定しているJJCC。日本での本格始動が待ち遠しい。


THE FACT JAPAN|野崎友子

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