(C)FNC MUSIC JAPAN INC.


FTISLAND、CNBLUE、AOAらが所属するFNC Entertainmentが主催する音楽フェスティバル「2015 FNC KINGDOM IN JAPAN」が、12月12・13日の2日間にわたり、千葉・幕張メッセで開催され、のべ2万4000人の観客を集めた。


今回で3度目となる同フェスだが、今年は5組のヒーローが王国に現れるというテーマで、
FTISLAND、CNBLUE、AOA、JUNIEL、N.Flyingがライブを披露。ソロ・アルバムをリリースしたイ・ホンギ(FTISLAND)、ジョン・ヨンファ(CNBLUE)ほか、ジェジン(FTISLAND)、ジョンヒョン(CNBLUE)という意外なメンバーのソロと、ジミン(AOA)とスンヒョプ(N.Flying)のユニットJIMIN N J.DONがスペシャルステージで華を添えた。また、オープニングアクトとして、FNC初の男性ダンスグループ“NEOZ”(ネオズ)も登場し、興味を引いた。


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2日間のスタートとトリは、FTISLANDとCNBLUEが交互に担当。2日目のスタートを飾ったCNBLUEは、この日のライブが日本でのライブ納め。ヨンファは「今年最後だから、僕たちのすべてを捧げます。来年はもっと頑張ってtop of the worldを目指します。FNCもワールドクラスに!」と早くも来年の抱負を語ると、CNBLUEらしいロックチューンを詰め込んで、会場を熱くした。


ラップ×ロックのニュー・トレンド・バンド、N.Flyingのステージでは、ジェヒョンが「僕たち2月にメジャーデビューします!」とファンにうれしい報告をすると、グァンジンが「インディーズ時代、日本で生活していた時には、いい思い出がいっぱい。メジャーデビューに期待してください」と言い、メジャーデビュー曲となる「Knock Knock」を日本語で初披露した。


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10月にファーストアルバムをリリースし、オリコン週間2位を獲得と今年飛躍したAOAは、初の日本オリジナル曲「Oh BOY」のネクタイダンスを見せ、ファンを魅了。ファンに感謝の気持ちを述べるとともに「12月18日には、私たちの夢だった、初の単独コンサートがあります!」とPRした。


12月9日にソロ・アルバム「AM302」をリリースしたばかりのイ・ホンギ(FTISLAND)は、「新人歌手のイ・ホンギと申します。16日、17日に初めてのライブがあります。今日見て、いいなと思った人は来てください。一石二鳥です」と笑わせた後、「外は寒いけど、これから心を熱くするバラードを歌うので、座って、僕の歌をちゃんと聴いてください」とファンを座らせ、「人の気も知らず(INSENSIBLE)」を感情たっぷりに歌いあげるなど、FTISLANDとは雰囲気の異なるソロステージで見せた。


同じく、今年ソロ・アルバム「ある素敵な日」をリリースしたジョン・ヨンファ(CNBLUE)は、ストリングスを従えた豪華なステージを展開。「今年は、僕にとって本当に素敵な年でした。韓国年齢で27歳。27曲を作ったので、来年は28曲作ります!」と笑顔で宣言した。


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2日目のトリを務めたFTISLANDは、「FNCで一番古いバンド、FTISLANDです。やっぱり、ライブが一番好きです!」と、楽しそうに語るホンギ。「KINGDOMは3回目。フェスだし、今までアップテンポの曲ばかりやってきたけど、今回は共感できる音楽をやりたくて」と、メジャーデビュー5周年アルバムのリード曲「Primavera」をジョンフンのアコースティックギターに乗せて演奏。ジェジンのボーカルからサビをミンファンが歌い、ジェジンとスンヒョンのコーラスにつなぎ、ホンギのボーカルに乗せた次のサビは、会場中の大合唱となった。すべての観客が一体となったステージの最後には、「もっと頑張っていくから!もっと俺らを愛してくれる?」とファンに問いかけたホンギの姿が印象的だった。


全アーティストが登場したグランドフィナーレでは、「本当に感無量でした。もっと大きくなりたい!」とヨンファが感想を述べると「来年もまた、KINGDOMのステージで会いましょうね!全員がどんどん成長していくので、死ぬまで一緒に行きましょう!」とホンギが最後にファンにあいさつ。4時間30分を超えるライブの幕を閉じた。


THE FACT JAPAN|野崎友子



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