韓国最高の映画祭で主演女優賞を受賞するなど人気と演技の面でトップスターの座を10年以上守り続けた女優シン・ウンギョンに大きな事件が起きた。 |
女優にとっては、たった一度だけのミスでも永遠に取り返しのつかないダメージになることがある。韓国最高の映画祭で主演女優賞を受賞するなど人気と演技の面でトップスターの座を10年以上守り続けた女優シン・ウンギョンに大きな事件が起きた。障害を持つ自分の息子を放置したという疑惑が提起され、人柄自体に大きな欠陥があるのではないかという非難が殺到している。
事件の発端は、彼女の前所属事務所が彼女を告訴したことがら始まった。シン・ウンギョンの前所属事務所であるランエンターテイメントは最近、シン・ウンギョンを相手に「名誉と信用を毀損した」として告訴書を提出した。
告訴の内容は非常に衝撃的だった。「毎月数百万ウォンの家賃、数億台の外車リス代など、すべてを事務所が払うようにした」「必要するお金やクレジットカード使用費を解決してくれないと、予定されていた撮影をキャンセルすると脅したので、会社としてはお金を支払わざるを得なかった」など、プライバシーに焦点が当てられている。
告訴された事実がマスコミを通じて報じられた直後、内容の真偽を確認するためにランエンターテイメントの代表K氏に連絡した。「初めて専属契約を結ぶ当時はすでにシン・ウンギョンは信用不良者(債務不履行者)であった。使用したクレジットカードは事務所名義で発行されたため、記録と証拠はそのまま残っている。シン・ウンギョン自身が滞納した7億ウォン台の国税を含む債務とは別に、事務所の債務3億ウォン以上がある状態で1億ウォンをまた借りて超豪華海外旅行を行って来て、事務所を危機に陥れた」と暴露した。
続いて「シン・ウンギョンの贅沢な生活パターンによって発生した問題なのに、むしろ放送業界の関係者らに所属事務所のせいだと悪口をし続けたため、仕方なく、法的行動をとることになった」という説明も付け加えた。 K氏は名誉毀損の刑事訴訟に先立って、シン・ウンギョンを相手に「2億4000万ウォンの精算金を返せ」という内容の民事訴訟を提起していた。
前所属事務所のこうした措置と主張に対し、シン・ウンギョンは現所属事務所を通じて「事実とは異なり、虚偽の事実については強力な法的措置をとる」という立場を出した。しかし、昨年10月からシン・ウンギョンを迎え入れた現務所は、疑惑が拡散すると、「書類上、専属契約の状態ではない」と慎重な態度を見せている。ところが、今回は前々所属事務所の代表が「まだ所属事務所が悪質だと言う人がいるため、公開する」という内容の文をSNSに投稿し、シン・ウンギョンの過去を暴露した。
「前所属事務所側の話は事実だ。私たちにも同じレパートリーで同じことをやった。私たちの事務所でも、ハワイに行ってくると言って2000万ウォンを借りたり、子供の医療費だとしてお金を要求した。ソウル・梨泰院(イテウォン)にある家を訪問したことがあるが、猫部の屋やマネージャーの部屋はあったのだが、子供の部屋はなかった。お金よりもあなたの人柄の問題をオープンするのがより重要だと思う」
前々所属事務所まで加勢した暴露戦は衝撃を越えて驚愕に近い。注目すべき部分は、シン・ウンギョンの前事務所らが証拠資料に基づいて暴露したという点だ。前所属事務所のK氏は、「弁護士と同行して、シン・ウンギョンの債務の内訳を一つ一つ照らし合わせて検証した。もしこのことが虚偽であれば民事・刑事上のどんな責任でも負う」と背水の陣を敷いた。前々所属事務所の代表も「私も訴えてみなさい」としながら債権と関連する資料を公開した。
弱り目にたたり目に、シン・ウンギョンの義母まで暴露戦に加勢した。義母は「シン・ウンギョンが離婚後、彼女の息子に会ったのは二回だけ。障害を持つ子供なのにお母さんに抱かれて眠ったことがない。孫がかわいそうだ」と明らかにした。シン・ウンギョンの息子は水頭症に巨人症まで患っている。離婚した2007年から8年間、祖母が世話をしているという。
暴露戦で傷を受けずに無事に終わる方法はない。シン・ウンギョンは、確かな反論根拠がない限り、再起不能の致命傷を負う可能性が高い状態だ。まだ何が真実で何が虚偽なのかまったく分からない状況ではあるが、一つ確実なことは「真実の告白」だけが唯一の答えだという点である。女優人生絶体絶命のピンチに追い込まれたシン・ウンギョンが果たしてどのような判断をするのか注目だ。
THE FACT |カン・イルホン記者