俳優イ・ミンホ。|写真:ナム・ユンホ記者


俳優のイ・ミンホ(28)が初の主演映画「江南ブルース(原題:江南1970)」で、新人男優賞を受賞した。


20日午後、第52回大鐘賞映画祭がソウル・汝矣島にあるKBSホールにて開催された。
この日新人男優賞の候補には、「江南ブルース」のイ・ミンホ、「悪のクロニクル」のパク・ソジュン、「延坪海戦」のイ・ヒョヌ、「二十歳」のカン・ハヌル、「俺の心臓を打て」のヨ・ジングが名を挙げ、イ・ミンホが受賞者に選ばれた。


感無量な表情を浮かべながら登壇したイ・ミンホは、「ありがとうございます。僕は6年前、ここで『花より男子』でパーマをした頭で新人賞をいただきました。これまではドラマの作品だけで皆さんにお会いしましたが、『江南ブルース』という作品で初めて映画に挑戦しました。この映画を撮りながら、身にあまるくらいの愛をいただきました。この場をお借りして、ユ・ハ監督、スタッフの皆様、先輩の方々に感謝の言葉を申し上げたいと思います。この映画を撮った時間は、自分にとって映画を作る人たちの愛、プライドをたくさん感じさせてくれたものでもあります。未熟な僕ですが、一生懸命頑張って、韓国映画に貢献できる俳優になりたいと思います。これからももっと一生懸命活動する俳優になります」と感想を伝えた。


「マルチュク青春通り」「卑劣な街」に次ぐユ・ハ監督の街3部作の完結編として誕生した映画『江南ブルース』は、土地でお金を稼ぐ“不動産”という概念そのものが初めて生まれた1970年代の江南開発の時代を舞台に、どん底の若者たちが純粋な欲望と冷酷な野心で夢を追う生き様をダイナミックに描いた作品。
イ・ミンホのスクリーンデビュー作であり、今までのロマンティックな役柄とは一転、野心溢れる鋭いまなざしと危険な拳を振りかざす激しいアクションシーンにも挑戦、男らしい新たな一面をみせた作品として話題を集めた。



THE FACT|芸能チーム



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