映画「内部者たち」の記者懇談会が2日、ソウルのMEGA BOX東大門で行われた。写真は同映画の主役の一人を演じるイ・ビョンホン。|写真:SHOW BOX


俳優イ・ビョンホンが、役作りのために励んたことについて語った。


2日午後、ソウルのMEGA BOX東大門にて、映画「内部者たち」(監督:ウ・ミンホ、制作:内部者たち文化専門会社、配給:SHOW BOX)の記者懇談会が行われた。
会見中イ・ビョンホンは、同映画で演じた暴力団員アン・サングを演じるために努力した部分を明かした。


まず彼は、「シナリオを初めていただいた時、アン・サングは(原作と)全く違う人物になっていた。監督があえてそのようにされたが、ユーモラスな感じよりは、他の人物のようにとても力のあるキャラクターだった」と述べた。
続いて、「シナリオはとてもよかったが、自分はストーリーの展開が、休む暇もなくあまりにも追い込まれるような気がした。だから監督に、“観客が休めるキャラクターが必要”と提案した。劇中で出てくるアドリブは、一度やってみたらスタッフの反応がよかったので、本番に採用されたようだ」と打ち明けた。


映画「内部者たち」は、大ヒットウェブ漫画の「ミセン」と「黒く濁る村」を手がけたユン・テホ漫画家の同名未完結作を実写化した作品。韓国社会の腐敗と非理を、内部者たちを通じて鋭く解釈したストーリーで、イ・ビョンホンの他、チョ・スンウ、ペク・ユンシクが主役を演じる。
11月19日韓国で全国公開。



THE FACT|ソン・ジヨン記者



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