「第20回釜山国際映画祭」のアジアキャスティングマーケット・キャスティングボードイベントが5日午後、釜山・BEXCO内第4展示ホールにて開かれた。写真は、同イベントに出席した佐藤健と長澤まさみ。|写真:ムン・ビョンヒ記者

 

「第20回釜山国際映画祭」のアジアキャスティングマーケット・キャスティングボードイベントが5日午後、釜山・BEXCOにて開かれたなか、日本俳優の佐藤健(26)が、韓国の若手実力派女優のキム・ゴウン(24)に対して「共演してみたい」と彼女の演技を絶賛した。


同イベントには、日本俳優の佐藤健、女優の長澤まさみ、中国俳優の趙又廷(マーク・チャオ)、女優の張榕容(サンドリーナ・ピンナ)、韓国俳優のキム・ウビン、女優のキム・ゴウンが出席した。


映画「るろうに剣心」シリーズで韓国の映画ファンに大絶賛を受けている佐藤健は、キム・ゴウンが主演を務めた映画「モンスター」(06)でのアクションシーンを言及。「僕は『るろうに剣心』でスタントなしにほぼすべてのアクションをこなしたが、ゴウンさんに比べたら大したことはないと思った」と感想を述べつつ、「一緒に同じ映画に出演したい。できれば僕はやられる方をしたいと思う。大根で殴られてみたい」とウィットに富んだコメントで、ゴウンが「モンスター」でみせたシーンを挙げながら笑いを誘った。

 

写真:ムン・ビョンヒ記者

 

「どんな監督と作品を作ってみたいですか?」という質問には、「特定な監督のお名前を挙げることはとても恐縮なこと」答えつつ、「ところで、昨日は韓国のキム・ジウン監督と夕食を一緒にしたが、とても魅力的で親切な方だった。機会があれば、いつかはキム監督と一緒に作品を撮ってみたい」と述べた。


一方、趙又廷とキム・ウビンは、佐藤健の演技力を絶賛。趙又廷は「『るろうに剣心』はとても印象深くみた作品。ぜひ一度共演したい」とアピール。キム・ウビンも「僕も彼と共演してみたい。あの映画でみせてくれた佐藤さんのまなざしはとてもすばらしいと思った」と好感を示した。

 

映画際から感謝牌を受賞した日中韓の役者たち。左から、長澤まさみ、張榕容、キム・ゴウン、キム・ウビン、趙又廷、佐藤健。|写真:ムン・ビョンヒ記者

 

釜山国際映画祭によるアジア・キャスティングマーケットフォーラムは、日中韓の3カ国で、演技力はもちろん自国の映画市場で興行性と将来性を兼備し、アジアで人気の高い若手役者たちを国際舞台に紹介するイベント。6日まで開催される。


THE FACT|ソン・ジヨン記者
 

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