(C)野﨑友子


「日韓文化交流おまつり 2015 in Tokyo」が9月26日・27日の2日間にわたり、東京・日比谷公園で行われた。


「日韓文化交流おまつり」は、2005年の日韓国交正常化40周年を記念した「日韓友情の年」の主要事業として始められ、毎年ソウルで開催されていたが、日本と韓国が共に作り上げるという意味から、2009年からは毎年両国のソウルと東京にて開催されている。今回は特に日韓国交正常化50周年ということで、関係者はいつもにも増して力を入れていた。


近年、政治的背景などにより日韓関係がぎくしゃくしているが、「文化交流」「市民交流」「青少年交流」「かけがえのない隣国としての身近な交流」を促進したい多くの人たちがいることを、イベントを通じて再認識することができた。


Davichi(ダビチ)|(C)野﨑友子


多種多様なプログラムのステージでは、韓国伝統綱渡りのパフォーマンスや、テコン舞、韓国伝統舞踊、韓国伝統楽器フュージョン音楽などが繰り広げられ、それらと交互に空手演武、よさこい、和楽器フュージョン音楽など日本の演目が演じられた。日本人、韓国人共に交わり、またそれぞれの類似点や異なる点を見いだしながら楽しめる趣向だ。
そして、K-POPファンにはこたえられないK-POPコンテスト、若い人には特に人気のB-boyのステージ、そしてハイライトとなる有名アーティストによるK-POPコンサートがステージを締めくくった。


今年のK-POPコンサートに出演したのは、TEENTOP、Davichi(ダビチ)、Dal★shabet、Apeaceの4組。最初に登場したDal★shabetは、「B.B.B」「Joker」などを披露。11月4日に待望の日本デビューをするというDal★shabetは「プロモーションもたくさんすると思います。皆さん会いに来てね!」(カウン)とPRした。日本を中心に活動を続けているApeaceは、12人のメンバーで迫力のパフォーマンスを披露。そしてDavichiが登場。2008年にデビューした実力派女性バラードユニットのDavichiだが、意外にもこれが日本初登場ということで、観客も大喜びなのはもちろんだが、MCの古家正亨も興奮気味に感動を示していた。


TEENTOP|(C)野﨑友子


トリを飾ったのは今やトップアイドルの仲間入りを果たしているTEENTOP。この日一番の拍手と声援に迎えられ、「朝から朝まで」「Missing」「Rocking」、そしてアンコールに「Miss Right」とヒット曲かつ雰囲気の異なる楽曲で、短時間ながらも魅力を余すところなく披露。ファンでない人をも十分に引き付けた。


「日韓文化交流おまつり」は、これらステージだけではない。韓国気分が満喫できる料理や飲み物の販売コーナー、食品類の販売や試食コーナーのほか、韓紙工芸体験コーナー、韓服試着コーナーなど盛りだくさん。一般的な商業イベントではなく、あくまで日韓の人々の交流がテーマだけあって、出演者たち、参加者たちも国境を越えて手を携えて作っている感がありありと感じられるイベントだった。


年に一度の「日韓文化交流おまつり」が、今年は終わってしまったのが寂しいが、来年に向けて、再び多くの日本人・韓国人たちが交流を始めると思うと、楽しみだ。K-POPファンも、K-POPコンサートだけに興味を持つのでなく、こういう機会に幅広く“韓国”に接し、興味の幅を広げてみると、きっともっと楽しく、身近になるはずだ。今年行けなかった人は、ぜひ来年は訪れてみてほしい。


THE FACT JAPAN|野﨑友子



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