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キム・ヒョンジュン側が元恋人のA氏側に親子確認検査を提案した。しかし、A側は一方的な通告は受け入れられないとして、訴訟を通じての解決を主張している。|ぺ・ジョンハン記者 |
キム・ヒョンジュンと元恋人A氏の間で起こった「親子確認検査」をめぐって、双方の主張が克明に分かれている。キム・ヒョンジュン側は17日、緊急記者会見が開き、キム・ヒョンジュンの立場を明らかにした。彼の代理人であるイ・ジェマン弁護士は、この場で親子確認検査をすぐに行うことをA氏に促した。しかし、A氏側は、その記者会見を「汚い言論プレイ」とし不快感を露骨に表わした。双方は、なぜこのように激しく対立するのか。論争の焦点を2つにまとめてみた。
▲「親子確認検査」vs「親子確認訴訟」
キム・ヒョンジュンとA氏、二人が対立する最初の争点は、親子関係を確認するための解決方法だ。イ・ジェマン弁護士は17日の記者会見で、DNA検査を介して、A氏が9月はじめに出産した子がキム・ヒョンジュンの実子であるかどうかを明確に突き止め、これ以上の無駄な論争の拡大を防ごうと明らかにした。DNA検査で実子であることが確認されれば、父親としての法的責任を全うするという立場も伝えた。
しかし、A氏側は、訴訟を通じてDNA検査の公正性を確保したいという立場。A氏側の代理人、ソン・ジョンムン弁護人は17日、「キム・ヒョンジュン側の一方的な通告は受け入れられない。公正性が保障されていなかったからだ。提訴する理由は、法の力を借りて公正性が確保された上で検査を進めたいからだ」と説明した。
▲「キム・ヒョンジュンは検査済み」vs「父、子供、A氏が一緒に検査しないと意味なし」
イ弁護士は記者会見で、「キム・ヒョンジュンは、先週土曜日、軍部隊まで出張した検査員を通じてDNA検査を受けた。これで子供だけがDNA検査を受ければ、親子関係の真意か確認される」と、DNA検査を介して今回の騒動を終結しようという立場を明らかにした。
しかし、A氏側は一方的な通告で行われる検査には応じることができないとした。ソン弁護士は「A氏は、DNA検査をまったく受けたくないということではない。事前協議を経て、キム・ヒョンジュン、子供、A氏が公正性の担保された検査を一緒に受けようということである。公信力のある機関で検査を進めるのなら、それに応じる意向はある」と述べた。
一方、キム・ヒョンジュンの元恋人A氏は、今月はじめに出産しており、現在は産後ケアに専念しているという。キム・ヒョンジュン側の「親子確認検査による問題解決」という立場に対し、A氏は「検査ではなく、親子確認訴訟を通じての問題解決」を主張している。
THE FACT|キム・ミンジ記者