ユイさんが演じるユナと似ている部分、異なる部分を教えてください。
私は財閥家の末っ子の娘役でお金より愛を大切にする役を演じます。似ている部分と言えば正直なところ?それがとても似ていると思います。ユナは恋の前でとても正直ですよね。私もそうなんですけど、よく失敗します。ジュンギ(ソンジュン)が最初にユナに近付いた理由は彼女の財力や家柄でしたけど、それでもユナにとっては好きな彼と恋愛できるようになったので、その点では彼女は成功したと思います。


財閥二世を拒否するチャン・ユナというキャラクターですが、どのような役づくりをしましたか?
まず台本を頂いた時、ユナというキャラクターがとても魅力的だと思いました。私は財閥の家で生まれてないので、「ユナのような子がいるのかな?」と思いました。財閥令嬢として生まれたからには幼い頃からそれに相応した教育を受けたはずなのに、そのような教育を全て拒み、中国へと留学し、若い頃から自ら何かをしなければならないと思って、バイトを始めるような子なんです。そのような堂々としてるユナがとても好きで、今回この役を通じて自立している女性を表現したかったんです。もちろん、私はデビューする前のアルバイト経験はそれほど多くないんですが、少ない経験だけどそれを生かそうと思い、しゃべり方やヘア・メイクスタイルなど、典型的な財閥令嬢の雰囲気ではなく、20代の女性たちに共感できて、真似したくなるように見せたかったんです。役づくりの過程で難しいことは特別ありませんでした。

 

 

同じ年頃の俳優さんがたくさん出演していますが、撮影場の雰囲気はいかがですか?一番のムードメーカーは?
私が思うムードメーカーはジュンギ(ソンジュン)とチャンス(パク・ヒョンシク)だと思います。私はイム・ジヨンさんと撮影する時が一番楽しいです。女性同士なのでおしゃべりが弾みますね。さらに4人が集まるとしゃべりすぎて監督に注意されたこともありました。でも、実際撮影に入ると、本当にみんなが完ぺきに集中するんです。見習うべきだと思います。撮影じゃない時は騒いだり、いたずらをしたりと本当に面白いです。一番のムードメーカーはやはりジュンギ(ソンジュン)とのシーンが多いので、ジュンギじゃないかと思います。キャラクター上、重くてクールな雰囲気ですけど、カメラが回らない時はワンパクでとても明るいんですよ。


第一印象と全然違った魅力を持っている共演者は?
ジイ(イム・ジヨン)ですね。ジイとは最初、台本の読み合わせの時に会いましたが、とてもキレイでピュアな印象でした。すっぴんだったんですが本当に色白で、どんな人なのか気になりました。もちろんスクリーンでは見たことはありましたが、ドラマでは初めてだし、性格もわからなかったので。とても物静かで女性らしいと思っていたのに、私と同じようにとてもさばさばしていておてんばでした(笑)最近は二人で会うと私が愛嬌を振りまくんですがジイが全然受け止めてくれなくて・・・。ジイからはどう受け止めればよいかわからないとダメ出しされました(笑) ジイがお姉さんのように感じますね。ジイは想像していた女性とは違いました。


ソンジュンさんとの共演は?ジュンギは金と野望のためにユナを選択したように見えますけど、その中には愛がありましたね。実際このような状況なら、ジュンギを受け入れますか?
ドラマの予告映像からキスシーンがありました。最初からキスシーンを撮影したからかすぐ仲良くなりました。初めての共演なのにとても息が合うし、ジュンギ役のソンジュンさんは「もう私たち夫婦のようだね。飽きたよ」って茶化したりもして(笑)私たちのカップルは同じ世代に好かれるより、お母さんやお父さんの世代の方に好かれてるようです。それはなぜならばジュンギの野心をすでに1話と2話で見せてからドラマが展開されているので、私は「いつ復讐するのか、なぜ気付かないのか」とよく年配の視聴者から言われます。私たちの結末はどのようになるか私もとても気になります。もしも私がユナだったら、ジュンギの本心が伝わったらどうするかわかりませんが、そうですね・・・。今の状況ならジュンギの甘い言葉に心を許すと思います。なぜかジュンギの「愛してる」という言葉に涙もろくなったり、悲しくなったりするんです。それで「どうしてそんなことしたの?」という言葉がよく思い浮かんで・・・それが全て嘘だとしても一度はジュンギを信じてしまうと思います。

 

 

冒頭で、母親のコ・ドゥシムさんに実の母親とは思えないほどいじめられたり、チャンスには水をかけられたり。撮影しながら色々と苦労されたと思いますが、記憶に残るシーンやその理由をお願いします。
母親にビンタをされるシーンですが、母親役のコ・ドゥシムさんがベテラン俳優なので、ぜんぜん痛くないようにしてもらいまして、でも、そのシーンが記憶に残るのは、感情的なシーンだったからです。母親との初対立・・・。今振り返ってみると色々と頭に浮かぶシーンが多いですね。私にとってはビンタをされるシーンは正直面白かったです。今までされたことがなかったので。殴られるのが好きなわけではありませんよ(笑)


まだ撮影中ですが、今回のドラマはどんな作品として残ると思いますか?
ドラマ『美男<イケメン>ですね』以来、SBSは本当に久々なんです。約3年ぶりにSBSのドラマで皆さんに会いに来ました。そしてある意味、私にとって大きな挑戦でもありました。
出演する作品ごとに新しい姿をお見せしようと努力しますが、今回の作品でも、より新鮮な姿をお見せしたと思います。『上流社会』のユナの明るくクールな姿、そして利口な姿まで、果たして私が演じ切れるのか、最初からたくさん悩んだ作品です。このドラマを通じてより私に期待していただけたら嬉しいです。今後どのような作品に出演するかわかりませんが、もっと様々な姿をお見せできるように努力します。最後までたくさん愛してくださいね。

 

©SBS

 

『上流社会』(原題) 


ユイ(AFTERSCHOOL)&ソンジュン&パク・ヒョンシク(ZE:A)
注目の若手が勢ぞろい!
家柄と自由の狭間でもがく若者たちの甘く切ないラブストーリー


「自分を本当に愛してくれる人と結婚したい。」家柄と自由の狭間で悩む、ひとりの財閥令嬢。彼女の切実な願いは叶うのだろうか? AFTERSCHOOLのユイ、『ハイド・ジキル、私』のソンジュン、ZE:Aのパク・ヒョンシクら、いま最も注目の若手が勢ぞろいした甘く切ない最新ロマンスがKNTVで日本初放送!


家族の愛情を受けることなく育った財閥の末娘ユナ(ユイ)は、真実の愛を求め、身分を隠してアルバイトをしている。そんなユナが恋した相手は、優しいジェントルマンに見えて、実は貧しさゆえに心に野望を秘めた男、ジュンギ(ソンジュン)だった。一方、ジュンギの親友でユナの見合い相手でもある財閥御曹司のチャンス(パク・ヒョンシク)は、ユナの親友で貧しい家柄のジイ(イム・ジヨン)と恋に落ちる。交差する人間関係と行き違う想い。そして縮まることのない身分差は、彼らの恋模様に暗雲を立ち込ませる・・・・・・。


見どころは何と言っても、主演4人の絶妙な掛け合い。凛々しく堂々とした性格のユナ役を健気に、そしてまっすぐに演じるユイ。心の内を隠してクールに振る舞うジュンギ役を落ち着いた魅力で演じるソンジュン。ナルシストだが情も深い御曹司のチャンス役を軽妙に演じるパク・ヒョンシク、身分相応に生きることを願う純情娘のジイ役をチャーミングに演じるイム・ジヨンら、それぞれの個性際立つ演技が何層にも折り重なり、最高のアンサンブルが生み出されていく!


財閥一族として生まれたユナとチャンス、家柄に恵まれなかったジュンギとジイ。複雑に絡み合う4人の運命。その行き着く先は? 韓国の格差社会の現実をリアルに描き出した傑作ラブストーリー!


【STORY】
財閥企業テジングループの末娘ユナ(ユイ)は、実の母からも忌み嫌われ、心に傷を負いながら生きてきた。身分を隠してユミン百貨店の食品売り場でアルバイトをしていたある日、母親からユミンの御曹司チャンス(パク・ヒョンシク)との見合いを強要される。チャンスの前でわざと嫌われる態度をとるユナだったが、待っていたのは、母からの激しい叱責だった。やがてユナは上司のジュンギ(ソンジュン)と付き合い始め、初めて訪れた幸せな時間を過ごす。ところが、ユナが令嬢であることに気づいているジュンギは、身分上昇の踏み台にしようと考えていた。
そんなある日、ユナが唯一、心を開ける相手である兄のギョンジュン(イ・サンウ)が事故で急死。ユナは兄の想いを継ぐため、テジングループで働くことを決意する。一方、ユナの親友でアルバイト店員のジイ(イム・ジヨン)と軽い気持ちで付き合い始めたチャンスは、次第にその想いを止められなくなっていた・・・・・・。

 

(c)SBS

 

チャン・ユナ(ユイ/AFTERSCHOOL)
財閥企業テジングループの末娘。殺伐とした家庭のなかで愛情を感じずに育った。唯一の願いは「バッググランドではなく、自分を愛してくれる人と結婚すること」。親に内緒でユミンデパートの食品売り場でアルバイトをしているが、財閥の娘であることは、いっさい誰にも話していない。懐の大きなジュンギに恋心を抱く。

 

(c)SBS

 

チェ・ジュンギ(ソンジュン)
ユミン百貨店の代理。高校時代からの親友であるチャンスの部下として手腕を発揮している。常にクールで合理的。貧しい家庭で育ち、親が苦労する姿に心を痛めてきたため、心ではチャンスに劣等感を抱いている。ユナの素性を知らないふりをして付き合いはじめるが、彼女への愛情も決して嘘ではない。

 

(c)SBS

 

ユ・チャンス(パク・ヒョンシク/ZE:A)
財閥企業ユミングループの御曹司でユミン百貨店の本部長。「愛と結婚は別」と考え、遊びの恋愛しかしたことがない。ユナとは見合いした仲だが、食品売り場で再会し、友情を深めていく。一方で、いつも自分のプライドを傷つけてばかりのアルバイト店員、ジイのことが気になりはじめる。

 

(c)SBS

 

イ・ジイ(イム・ジヨン)
明るく愛くるしい性格のユナの親友。ユナが財閥の娘であるとは夢にも思っていない。
両親が離婚しているため、お金の心配は尽きず、ユミン百貨店の食品売り場でアルバイトをしている。チャンスから猛アタックを受けるが、身分不相応なことがいつも気になってしまう。


『上流社会』(原題)
KNTVにて10月19日(月)日本初放送スタート
毎週(月・火)午後10時05分~11時15分
再放送:毎週(水・木)午前8時20分~9時35分
©SBS

 

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