撮影:野﨑友子


7月21日、日本で初のソロシングル『愛を描く』をリリースしたキュジョン(SS501)。韓国でミュージカルに出演中という多忙な最中、プロモーションで来日したキュジョンに喜びの声を聞いた。


―初ソロシングルは、オリコンのデイリーランキングでベスト10に入るなど好評ですが、率直な感想は?
「かなり長い間ファンの方をお待たせしたので、不安でいっぱいでしたが、いい結果が出せてうれしいです。さらに次も頑張ろう、という気持ちが沸いてきました!」


―今回、3種類のジャケットがありますが、どれがお気に入り?
「う~ん…選べないですね…。Aは、イケてる男?自分っぽくないというか、俳優みたいじゃない? Bは、ちょっと軽い男の感じ?悩んでる男? Cは、PVの雰囲気を出しています。アーティスト的?ほんとにどれも気に入ってるんですよ」


―ミュージカルで忙しいなかの今回のプロモーションですが、お疲れでは?
「僕は、忙しいほうがよりエネルギッシュになれるみたいで、とても快調です!」


―『愛を描く』の収録曲『君へ…~僕らのストーリー~』はご自身の作詞作曲ですよね。どんな時に作った曲ですか?
「実は…お風呂に入るとき、でした。服を脱いで裸になったときに、はたっと。メロディーがふっとわいてきたんですよ。急いで携帯を取って、録音しました。思い浮かべないでくださいね!(笑)」


撮影:野﨑友子


―では詩はどのように誕生したんでしょうか?
「『君へ…』の韓国語バージョンは悲しい詩なんですが、ある日歩いていたら、天気も悪くて、うつな気分の日があったんですよ。で、その日に書いたから悲しい曲になりました(笑)。一方日本語バージョンは明るい詩で、全然違う、対照的なものになっています。おもしろくないですか?どちらも自分で作りました。スゴくないですか?(笑)」


―昨日、親しいソンモ(超新星)さん、ユジュン(TRITOPS)さんと会われたそうですが、ソロデビューについてはどんなコメントをもらいましたか?
「すごく喜んでくれて、ありがたかったし力をもらいました。時間あればまた遊ぼう、と話したんだけど、時間あるかなあ。ソンモもソロを出すので、お互い頑張ろう!とエールを交換しました」


―7月から韓国で行っているミュージカル『愛は雨に乗って』の感想は?
「3人劇ということで、出番も多いし、連日だったので、体調管理に気を付けて、頑張っています。前回のミュージカル『宮』は、規模も大きくて、それはそれで素敵なんですが、今回は小劇場で、観客とも近くて、緊張もするけど、一方で気楽な感じがして、楽しく頑張っています」


―WEBドラマ『28個の月』に出演されたそうですが、いつごろ見られますか?自信のほどは?
「日本では秋と聞いたんですけど、韓国では10月ぐらいかなあ?ヤン・ジンソンさんはやっぱり俳優だなあと感心しました(笑)。僕ももちろん、今までで一番入れ込みました!泣くシーンが多くて、ずーっとずーっと泣いてました(笑)」


―どんなところに特に力を入れましたか?
「キュジョンじゃなくて、劇中のキャラクターに見せること。自分が見ても自分じゃないようにキャラクターになりきることを目指しました」


―先日、ジョンミンさんの韓国コンサートでSS501のメンバー4人が久しぶりに集まったようですね。
「(ジョンミンの)入隊前最後のコンサートだったのでみんなで行ったんです。メンバーがひとりずつ順番に(兵役に)行って…複雑ですよね。あ、ジョンミン、少し太ってました! 入隊前だからたくさん食べてたのかなあ。彼は簡単に太ったりやせたりするんですよね(笑)」


―兵役に関して、先輩として何かアドバイスをしましたか?
「特に。苦労したほうがいいでしょう(笑)」


撮影:野﨑友子


―夏以降の活動予定は?
「9月に日本でライブをやります。新しいコンセプトを準備しているので、楽しみにしていてください。また、8月末から9月頭ぐらいに韓国で新曲を出す予定です」


―9月のライブはどのようなものになりますか?
「実はきょう決まったばかりなんで、細かいことはこれからですが…まだ、スタッフとも話をしていないんですが、個人的にはストーリーがあるコンサートがしたいんですよね。話もしながら、それに合わせたドラマ性があるコンサートにできればな、と勝手に思ってます。いずれにしろ、新しいことをやろうとしていますので、期待してもらって大丈夫です!」


除隊後初来日のときにも話を聞いたが、今回のキュジョンはそのときよりも輝いて見えた。ソロデビューし、さらに自覚・自信が大きくなっているからだろう。これからは歌はもちろん、俳優活動にも力を入れたいというキュジョン。まずは泣きに泣いたという『28個の月』の日本放送も楽しみだ。


THE FACT JAPAN|野﨑友子

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