歌手キム・ヒョンジュンは昨年9月、元彼女A氏への暴行容疑でソウル松坡警察署に出頭した。|THE FACT DB


「キム・ヒョンジュンとJ氏を証人として申請する」
歌手キム・ヒョンジュンと法廷争いを繰り広げている元彼女A氏側が「暴行当時の目撃者とキム・ヒョンジュンを証人として裁判所に申請する」と明らかにし、その実現可否に関心が集まっている。


A氏側の関係者は、2日に放送されたMBC「セクションTV芸能通信」とのインタビューで、「キム・ヒョンジュン側が否定している妊娠と関連して、産婦人科の記録などを証拠資料として添付する方針」とし「当時、暴行の現場にいた目撃者とキム・ヒョンジュンを証人として裁判に呼ぶ計画だ」と明らかにした。


キム・ヒョンジュン側との葛藤の溝が深まっている中、A氏側はいわゆる“J氏”と呼ばれる芸能人のほか、事件の当事者であるキム・ヒョンジュンも直接証人として申請することで、攻めの姿勢を崩すことはないという意思を改めて示したことになる。


現在、最大の関心事は、“J氏”と言及されている目撃者の証人申請。A氏は先月30日、報道資料を通じて、「キム•ヒョンジュンが、私を暴行した当時、現場に女性芸能人Jが居た。Jを証人として申請する」と明らかにした。A氏の法律代理人側も「Jが誰なのか身分を明かすことはできないが、次週中に裁判所に証人申請書を提出する」と述べた。


別の目撃者L氏にも注目
このため、J氏の正体と関連するさまざまな根拠のない噂がネット上に出回った。同じイニシャルを持つ女優チン・セヨンは、キム・ヒョンジュンとKBS 2TVのドラマ「感激時代:闘神の誕生」を一緒に撮ったという理由で名前が挙げられ、大きな苦しみを味わうことになる。チン・セヨン側は「法的措置を取る」と強く反発しており、A氏側の法律代理人も「チン・セヨンさんはJ氏ではない」と否認し、ハプニングで一段落した。


しかし、今回はA氏がプレスリリースで言及したもう一人の目撃者L氏が再び注目を浴びた。A氏は、流産の背景について言及しながら、「当時キム・ヒョンジュンと女性芸能人Lとの関係を知ることになった。私はキム・ヒョンジュンに“別れよう”と要求し、キム・ヒョンジュンは“それは違う。落ち着け”としながら約30分間暴行を加えた」と主張した。


また、A氏は「自分が妊娠と流産をだしに使って、キム・ヒョンジュンに6億ウォンを要求した」というキム・ヒョンジュン側の主張について、「6億ウォンは示談金ではなく、暴行に対する民事・刑事上の損害賠償金である。キム・ヒョンジュン本人も認めた。昨年末、東部地検の対質尋問で自分の暴行を自白した」と主張した。


これに対し、キム・ヒョンジュンの法律代理人側は「A氏が主張する内容は、すべて情況上の証拠であるだけで、具体的な証拠として活用されにくい」と反論した。キム・ヒョンジュン側は先月21日、A氏を相手に恐喝・名誉毀損、訴訟詐欺などの疑いで告訴状を提出し、告訴人の調査も終えた状況。A氏の逃走も事前に防ぐため、出国禁止措置も申請した。


これに先立って、A氏は去る4月7日、キム・ヒョンジュンを相手に16億ウォンの損害賠償請求訴訟を、キム・ヒョンジュン側はA氏を相手に12億ウォンの損害賠償請求訴訟を提起した。


A氏側が提起したキム・ヒョンジュンと目撃者として名指された“J氏”の証人申請が受け入れられるかどうかは、今のところ未知数。キム・ヒョンジュンは現在軍服務中で、“J氏”も、A氏が「友達Bと一緒にキム・ヒョンジュンの家を訪れたとき、裸でベッドに横になっていた」と主張したからだ。


ある芸能企画会社の代表は「裁判所でJ氏を証人に採択しても、実際に証人として出席することは難しいとみられる」とし「たとえ非公開に裁判が進行されるとしても、正体の露出は時間の問題で、女性芸能人としては、それが事実かどうかに関係なく、命をかけなければならないほどの致命的であるからだ」と述べた。


THE FACT|カン・イルホン記者

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