EXOの元メンバーのクリスが、中国での芸能活動を続けると立場を示した。|THE FACT DB |
EXOの元メンバー・クリスが、SMエンターテインメントによる中国活動の制裁にもかかわらず、現地での芸能活動を敢行すると立場を示した。
クリスは7月31日午後、個人事務所の公式Weiboに声明書を公開し、SMの公式立場に対応した。
声明書には、「昨年5月15日、余儀なくソウル中央地裁にSMとの専属恵役効力不存在確認の訴訟を提起した。2015年5月14日、ソウル中央地裁は強制調停決定を下し、SMは必ず韓国を除く他地域の“クリスのマネージメント権限および専属マネージメント会社の権限”を、クリスが指定した第3者に委託することを確認した」という反駁内容が記されていた。
さらには、「裁判所の強制調停の決定は公平で合理的と思う。しかし、1年間の調停にも、SMは裁判所の決定を認められないという理由で、契約解除の論争を再び裁判所に突き出した。これはSMがクリスとの契約解除を伸ばし、クリスの正常的な生活と芸能活動を止めようとする行為」と主張。続いて「クリスは、いつもSMに感謝する気持ちを持っており、本人の発展に助けをくれたすべての人たちに感謝している。以前にもソウル中央地裁の調停決定を受け止めることを望み、これからも契約解除の後続措置に対する裁判所の合理的な決定に従うはず」と明かしつつ、最後に「クリスは現在、専門的な中韓弁護士団体を招待して関連法律事務を処理しており、約束通りに中国でのスケジュールを続けていく見込みだ。クリスと個人事務所は、SMとの契約解除と関連した事案について、訴訟の終結前まではどんな対応もしない方針であり、すべてを弁護士に委任する」と伝えた。
これに先立ち、SMは公式報道資料を通じて「クリスの中国内での違法的な芸能活動に対して、クリスおよびクリスを広告モデルと選定した広告主、クリスが出演した映画の製作会社を相手に正式訴訟を提起し、これは30日に北京裁判所で正式立案された」と明らかにした。
SMは今年の2月、クリスと同じく、EXOから離脱したルハンの中国内での違法的な芸能活動に中国裁判所を通じて正式に訴訟を提起した。
THE FACT|キム・ギョンミン記者