※記事の中にドラマの内容(ネタバレ)が含まれています

© MBC|放送画面

 

「夜を歩く士」の主人公キム・ソンヨル役を演じるイ・ジュンギが、圧倒的な演技力を披露。再び視聴者たちを魅了した。秀麗なアクション演技から、最愛の人キム・ソウン(イ・ミョンヒ役)とのメロ、イ・スヒョク(クィ役)との激しい対立、何より“バンパイア”に変身する演技まで、期待を裏切らない熱演がドラマの華麗な出発を知らせた。


8日の夜に放送されたMBC水木ドラマ「夜を歩く士」(脚本:チャン・ヒョンジュ、演出:イ・ソンジュン、制作:コンテンツK)の第1話は、チョンヒョン世子(イ・ヒョヌ)と同門修学した弘文館(朝鮮時代の行政機関であり研究機関)の副提学のキム・ソンヨルが、宮で暮らしながら王位に君臨する吸血鬼のクィのせいで、最愛の人であるミョンヒとその家族、友人までを失い、守護鬼として生まれ変わるスペクタクルな物語が描かれた。


「夜を歩く士」は、人間の本性を失っていないバンパイアの士のソンヨルが、絶対悪に立ち向かう秘策が込められた「チョンヒョン世子の備忘録」を探すことになり、それと関わった男装の冊儈(本を売る人) チョ・ヤンソン(イ・ユビ)と繰り広げる命をかけたラブストーリーで、初放送から派手な見どころとともにスリルを与えながら視聴者たちを魅了した。
視聴率調査会社のTNMSによると、この日放送された第1話は、首都圏基準9.1%、全国基準7.4%の視聴率を記録し、お茶の間の地殻変動を予告した。


この日の放送でソンヨルは、劇の中心から友とミョンヒ、家族を失い、バンパイアになるしかなかったスペクタクルな運命の渦を、スピーディーかつ吸引力のある展開で視聴者たちの目を一時も離すことができなくさせた。


特に、状況と相手に応じて刻々と変化するソンヨルの多彩な魅力があふれ出て“唯一無二”なキャラクターであることを証明した。ソンヨルはチョンヒョン世子と一緒にいる時は、とぼけたりふざけたりもするが、彼の危険を感じたら、目つきから変わる“友情と忠誠心”を見せた。


ソンヨルはヘソ(ヤン・イクジュン)との初対面で、チョンヒョン世子を守るために自分の命をかけて対抗し、まるで踊りのように美しいアクション演技で視線を圧倒した。竹の森からの風のように速いヘソの動きを捉えるために、全神経を集中して最後の一撃のために剣を再びとるソンヨルの姿は、彼の忠誠心を感じさせるに十分だった。


また、ソンヨルは、ミョンヒにはロマンチックで優しく、時にはおふざけでミョンヒを当惑させている少年のような姿をみせ、女心をときめかせた。ミョンヒのための花の道を作ると、「恩愛するよ、ミョンヒ~」と叫ぶロマンチックな魅力も見られた。
 

しかし、甘い瞬間もしばらく、ソンヨルは宮の秘密であるクィの存在について知るようになり、すさまじい運命を迎えることになった。ソンヨルはヘソに噛まれバンパイアとなり、チョンヒョン世子と父が濡れ衣を着せられ死んだことを知った。胸の中から沸き上がってくる彼のすさまじい絶叫は、切なさとともに圧巻の場面で視聴者たちの視線をひきつけた。
これとともに、クィとの対面で退かずして所信を守るソンヨルの姿は、緊張感を与えると同時に、今後繰り広げられるソンヨルの爽快な反撃を期待させた。


このようにイ•ジュンギは、「夜を歩く士」のキム・ソンヨル役を通じて、自分の魅力をもう一度アピールし、比較を拒否する“宝のような演技力”で毎回想像以上の姿を見せる俳優であることを証明した。
第1話を見た視聴者たちも、放送後には視聴者掲示板に絶賛のコメントを寄せ、今後を期待する好評を惜しまなかった。


大ヒットドラマ「コーヒープリンス1号店」を手がけたチャン・ヒョンジュ脚本家、「太陽を抱く月」「奇皇后」など人気時代劇を演出したイ・ソンジュン監督がタッグを組み、イ・ジュンギ、イ・ユビ、チャンミン(東方神起)、イ・スヒョク、キム・ソウンが主役を演じるドラマ「夜を歩く士」の第2話は、本日(9日)の夜10時、韓国MBCチャンネルから放送される。


THE FACT JAPAN

 

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