在日本韓日人青年を対象にする貿易スクール「第13期在外同胞次世代貿易スクール2015」が3日、都内のホテルで開幕した。


在日本韓日人青年を対象にする貿易スクール「第13期在外同胞次世代貿易スクール2015」が3日、都内のホテルで開幕した。同大会は、コリアン・ビジネスネットワークを目指す世界海外韓人貿易協会(World-OKTA)の東京支会が主催するもので、今年のテーマは“グローバル・ネットワークと若い創業”。


開幕式が行われた同日には、駐日韓国大使館の洪東昊(ホン・ドンホ)経済公司をはじめ、World-OKTAの朴己出(パク・ギチュル)会長、World-OKTA東京支会の李承珉(イ・スンミン)会長、韓人会の李玉順(イ・オクスン)会長、東京韓国商工会議所の金光一(キム・グァンイル)会長など関係者と参加者約200人が出席した。


World-OKTA東京支会の李承珉(イ・スンミン)会長


李承珉・会長は開会挨拶で、「World-OKTAの次世代貿易スクールが10周年を迎えた。これまで東京支会は約900人の次世代経済人を輩出するなど、全世界の次世代貿易スクールの中でも目覚しい量的成長を成し遂げた」とし「これからの10年間は、“日本で事業を成功させたいなら東京支会の次世代貿易スクールに行きなさい”という評価を受けるのが目標。参加者みんなが貿易スクールを通じて韓国と日本の成長に貢献できる次世代グローバル経済リーダーに成長するのを期待する」と語った。


今回の貿易スクールで名誉会長を務める柳興洙(ユ・フンス) 駐日韓国大使も祝電を送った。柳大使は、「参加者の方々が、今回の次世代貿易スクールを介して、韓日両国の未来像についてもう一度考え、両国の成長に繋がるビジネスモデルを創出する次世代経済リーダーに成長することを願う」と参加者たちを励ました。


柳興洙(ユ・フンス) 駐日韓国大使も祝電を代読する駐日韓国大使館の洪東昊(ホン・ドンホ)経済公司。


世界海外韓人貿易協会(World-OKTA)の朴己出(パク・ギチュル)会長。


今回で10回目の大会主催になる東京支会では、毎年約100人の若者を対象に次世代貿易スクールを実施し、これまで約900人以上の研修生徒を輩出している。今年も、世界各国で活躍している経済リーダーによる講演会や討論会、参加者による発表など様々なプログラムが3日から5日までに行われる予定だ。


一方、本国の世界海外韓人貿易協会は、朴己出 会長はもちろん、国際通商戦略研究院の委政宇(イ・ジョンウ)副院長やグローバルネットワークチームの金太安チーム長などの実務陣を派遣。今大会に高い関心を示した。


World-OKTA国際通商戦略研究院の委政宇(イ・ジョンウ、左)副院長とグローバルネットワークチームの金太安チーム長。


委政宇 副院長は今後の次世代貿易スクールの支援方法と関連して、「World-OKTAには138の地域支部が世界にある。次世代貿易スクールの概要や教育方向などは韓国のWorld-OKTAが決定するが、138の支部ごとに環境と問題はさまざま」とし「地域ごとにカスタマイズされた支援の必要性を感じた。今回のように地域の大会を直接体験したり現場の声を聞きながら良い案をまとめ、次の大会の支援強化に繋いでいきたい」と語った。


金太安チーム長も「デスクの上で物事を決めるより、現場の声を自分が直接確認して体験するのが大事」とし、「World-OKTAが推進する次世代貿易スクールが同胞社会に完全に定着するためにあらゆる支援と方策を講じていく」という意思を明らかにした。


金・ソンゴン議員。

 

第13期在外同胞次世代貿易スクールのノ・ソンハン校長


在日本韓日人青年を対象にする貿易スクール「第13期在外同胞次世代貿易スクール2015」が3日、都内のホテルで開幕した。


在日本韓日人青年を対象にする貿易スクール「第13期在外同胞次世代貿易スクール2015」が3日、都内のホテルで開幕した。


「第13期在外同胞次世代貿易スクール2015」では世界で活躍する韓国の企業家らによる講演会が3日間行われ、特にハイトジンロ・グループ 海外事業統括社長兼眞露社長の楊仁集(ヤン・インジプ)社長の「日本での創業成功術」と、ダブル・スコープ(株)の崔元根(チョイ・ウォングン)社長の「なぜ日本なのか?」が注目を集めた。


「日本での創業成功術」の講演を行っているハイトジンロ・グループ 海外事業統括社長兼眞露社長の楊仁集(ヤン・インジプ、駐日韓国企業連合会の会長)社長。|World-OKTA東京支会


楊仁集(ヤン・インジプ)社長は4日の講演で、創業者に要求されるABC、会社経営の本質、ハイトジンロの海外事業の事例、日本市場の魅力とハードルなどをついて語り、参加者の大きな拍手を受けた。


「なぜ日本なのか?」というタイトルで講演を行ったダブル・スコープ(株)の崔元根(チョイ・ウォングン)社長。|World-OKTA東京支会


5日の講演に立った崔元根(チョイ・ウォングン)社長は、なぜ日本なのかをテーマに韓国と日本の環境の違いを説明しながら、「あなたの価値を認めてくれるところで働きなさい。何よりも重要なのは自分自身を信じること。自分を信じて努力する人は必ず夢を叶える」と語り、大きな反響を得た。



ハイトジンロ・グループ 海外事業統括社長兼眞露社長の楊仁集(ヤン・インジプ)社長


ダブル・スコープ(株)の崔元根(チョイ・ウォングン)社長


*World-OKTA東京支会のホームページ
http://tokyo.okta.jp/index.php





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