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――最初にシノプシスを読んだときの感想を教えてください。
 ドラマをご覧になる方には、わからない部分かもしれませんが、これまでの作品とはまた違った向き合い方で挑んでいます。というのも、台本を読んで最初に感じたのは、作品の面白さや楽しさよりも、ムガクという役をうまく演じきることへの心配でした。心に大きな傷を抱えたキャラクターが、のちのち見せることになるコミカルな演技。なかでもいちばん悩まされたのは、“無感覚”という設定です。どうやったら自然に見せられるかと、いろんな想いがめぐってしまい、「とにかく頑張ろう」というポジティブな気持ちよりも、不安のほうが先立つスタートでした。


――演じているチェ・ムガクという役の説明をお願いします。
 ムガクは、もともとは若者らしい明るく生きる青年でした。両親がいないので、たったひとりの妹を可愛がって仲良く暮らしていたのですが、ある事件によって妹が死んでしまい、ショックから感覚を失い、笑顔も失い、無愛想な性格になってしまいます。そんな彼がチョリムと出会い、彼女のおかげで笑顔を取り戻し、少しずつ失われた感覚も取り戻していく。そんな人物です。


――ムガクとパク・ユチョンさんの共通点はありますか?
 もちろんありますよ。僕はいつも、自分の素の部分や性格を演技に取り入れるほうなんです。特に日常生活のようなシーンを撮るときは、どう演じたら自然に見えるかを重視するので、なおさらですね。このドラマの場合だと、チョリムとギャグ漫才するシーンは、かなり“ありのまま”ですよ。ムガクを意識してしまうと、かえって面白くなくなってしまうので「これは捨て身でやるしかないな」と(笑)。


――シン・セギョンさんと共演した感想はいかがですか? 会う前のイメージとギャップがありましたか?
 シン・セギョンさんとは、シナリオリーディングの集まりで初めて会いました。彼女といえば、これまでの作品の印象があって、ちょっと内向きで神秘的なイメージでしたね。『青い塩』という映画を見ていたので、その印象が強かったんですよ。でも実際に会ったセギョンさんは、元気で明るくて、何よりも若くして芸能界に入ったからか、とても礼儀正しくて不平ひとつ口にしない、大変なことにもじっと耐える人。相手役の僕としては、そういうところが本当にありがたく、また申し訳なく感じるほどです。演技の相性もよくて一緒にいて楽しいですね。あと、リアクションもすごくいいんですよ。演技のリアクションとうよりも、リハーサルの時だったり、日常会話だったりと、いろんなやりとりのなかでの反応がとても良くて、楽しく過ごしています。


――ナムグン・ミンさんやユン・ジンソさんとのエピソードも教えてください。
 そうですね、みんなでいつも楽しくやっていますし、気を遣ってくれる方ばかりで、現場の雰囲気もとてもいいんです。ナムグン・ミン先輩は兄貴分として、僕の話をよく聞いてくれます。演技に関することで「兄さん、これどう思いますか?」と聞くと、「こうしてみたらどう?」と先輩の立場からアドバイスをくれるのでとてもありがたいです。ユン・ジンソさんは映画の出演経験が多い方ですよね。映画でのクールな印象とは全く逆で、よく笑って楽に演じさせてくれます。
僕たちはよく、笑いすぎてNGを出すんですよ。でもそれはいいことだと思うんです。これがもし、みんな寝不足で疲れているときの、セリフを間違えてのNGだったら微妙な空気になるかもしれません。でも笑ってNGが出るので、空気も和んでかえって雰囲気がよくなるんです。


――では、最後に見どころとメッセージをお願いします。
 僕はいつも役を与えられたら、最初から最後まで一貫してブレないような役づくりに注力しますが、本作ではそういったことを守りつつも、キャラクターの設定上、オムニバス形式のように使い分けて演じています。テンションのスイッチをオンにしたりオフにしたりする感じです。そんな点に注目してくだされば、より楽しんでいただけると思います。なかでもコメディ演技は、捨て身の覚悟で挑んでいます。ここでしか見られない貴重な姿なので楽しみにしていてくださいね。KNTVで日本初放送される『匂いを見る少女』、どうぞご期待ください!

 

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『匂いを見る少女』(原題)
KNTVにて7月24日(金)日本初放送スタート
毎週(金)午後10:05~11:20
再放送:毎週(水)午後3:20~4:35


KNTVでは日本初放送を記念してオリジナルグッズやロケ地ツアーが当たるプレゼントキャンペーンを実施!また期間限定でナビ番組も配信決定!
詳しくは『匂いを見る少女』(原題)スペシャルサイトへ
http://www.kntv.co.jp/smell/

 

パク・ユチョン&シン・セギョンの豪華共演
『屋根部屋のプリンス』脚本家が贈る超話題作!
“匂いが見える少女”と“無感覚な警察官”が繰り広げるサスペンスラブコメディ


【解説】
3年前に起きた悲劇をきっかけに、“匂いが見える”という不思議な能力を身につけた少女と、まったく痛みを感じなくなった無感覚症の警察官。正反対のふたりが、捜査と漫才でコンビを結成!? ユチョンと韓国若手No.1女優シン・セギョンの豪華共演で贈る、新感覚ラブコメミステリーが早くもKNTVで日本初放送!
警察官のムガク(パク・ユチョン)は、最愛の妹を殺されたショックから、痛覚・味覚・嗅覚とあらゆる感覚を失ってしまった“無感覚男”。一方、コメディアンを目指すヒロイン、チョリム(シン・セギョン)は、事故によって両親が殺された記憶を失い、匂いを視覚で判断できるようになった“超感覚少女”。警察犬にも勝る能力を活かしてムガクの捜査に協力することになったチョリムだが、彼女が出した条件は・・・・・・「私の相方になること!」。
生真面目なムガクと天真爛漫なチョリム。凸凹コンビがカツラをかぶってネタ練習に励む珍場面には抱腹絶倒! ともに時間を過ごし、ラブラブモードになるのもあっという間・・・・・・。そんな爆笑・爆キュンシーンを織り交ぜながら、徐々にその全貌を現していくのが、ふたりを結ぶ猟奇的殺人事件のミステリーだ。大ヒットドラマ『屋根部屋のプリンス』の脚本を手がけたイ・ヒミョンの手腕が光る、意表をついた展開には驚きの連続! 恋人を殺されたスターシェフに扮し、新境地を開いたナムグン・ミンにも注目だ。
人気脚本家の作品で再び息を合わせるユチョンの笑いと涙、切なさに溢れた大熱演から、一瞬たりとも目が離せない!


【STORY】
高校生のウンソル(シン・セギョン)は、自宅で両親が襲われている現場を目撃。追いかけてきた犯人から逃げる際、事故に遭い、意識不明に陥ってしまう。病院では、ウンソルと同姓同名の女の子が何者かに殺害される・・・・・・。目を覚ましたウンソルは、過去の記憶をすべて失い、匂いが粒子のように見える特殊な能力が備わっていた。
3年後、養父を実の父親と思い、オ・チョリムという名で元気いっぱいに生きる彼女の夢は、お笑い芸人になること。ある日、チョリムの車に強盗犯を追跡中の警察官ムガク(パク・ユチョン)がぶつかってくる。ケガをしたまま車に乗り込んできたムガクにチョリムはびっくり。ムガクは無感覚症で痛みを感じないのだ。一方、チョリムの手助けによって犯人を逮捕できたムガクは、チョリムの能力を不思議がる。
そんな時、芸人劇団をクビになりかけたチョリムは、ムガクの事件捜査に協力する代わりに、漫才の相方になってほしいと頼み込むのだが・・・・・・。


【見どころ】
■必見! 魅せます!ユチョンの大熱演 3ポイント
●その1
キュートな“無感覚男”
芯の強い真面目な警察官ムガク。ところが、あらゆる感覚が麻痺しているために殴られても倒れても、大盛り料理を何皿食べても、熱湯コーヒーを飲んでもキョトン、キョトン・・・・・・。周りのあたふたぶりを不思議そうに眺める、すまし顔のムガクがなんともキュートで愛らしい!
●その2
抱腹絶倒! カツラ漫才
チョリムに無理やり引きずり込まれたお笑いの世界。ハゲカツラをかぶり、ソウルにやってきた田舎者話のネタを真剣に練習するムガク。都会とのギャップに「チャアアアアアアア~!」と変顔で驚くボケセリフは、お腹がよじれるほどに面白い!
●その3
胸キュンシーン満載! 不思議な美少女との恋
妹の命を奪った犯人への復讐心だけで生きてきた男が、不思議な力をもった天真爛漫なチョリムと出会い、心の傷を癒していく。チョリムといるときの優しさ溢れる表情には、誰もが癒され、胸キュンすること間違いなし。


■ヒロインは新世代スター、シン・セギョン
“匂いを見る少女”に抜擢されたのは幅広い役柄で活躍する、韓国若手No.1女優のシン・セギョン。24歳だが、まだまだ少女らしいあどけなさが残るラブリーな魅力で、コメディアンを目指す元気娘を好演。カツラをかぶって漫才をしたり、鼻にクリップをつけたり、全身黒タイツになったりと、ブッ飛んだコメディ演技にも体当たりで挑戦している。チョリムが人気芸人になった妄想シーンでは、あの人気バラエティ番組『ランニングマン』メンバーが特別に総出演(第一話)! 


■ナムグン・ミンが新境地演技に挑戦!
バラエティ番組『私たち結婚しました』、『マイ シークレット ホテル』 『12年ぶりの再会~ダルレになったチャングク~』『抱きしめたい~ロマンスが必要~』と、近年、輝かしい活躍を見せるナムグン・ミン。本作では人気イケメンシェフ役として料理を披露! 完璧なキャラクターとして登場する彼だが、チョリムとムガクとどう絡むのかは見てのお楽しみ。その迫真の演技には誰もが驚嘆するだろう。


■『屋根部屋のプリンス』脚本家が紡ぐ、胸キュン&ミステリー
同名人気ウェブ漫画を原作に、『屋根部屋のプリンス』のイ・ヒミョンが脚本を担当。回を追うごとに謎を深め、切なさが増し、物語に引き込んでいく秀逸なシナリオは、イ・ヒミョンの前作『屋根部屋のプリンス』でも証明済み。連続殺人事件にまつわる悲しい因縁で繋がっているチョリムとムガク。ふたりに幸せは訪れるのだろうか?


【人物紹介】
チェ・ムガク(パク・ユチョン)
妹を殺した“バーコード連続殺人事件”の犯人を捕まえるために警察官になった。無感覚症のため、どんな痛みや感覚も感じない。チョリムとコンビを組んで数々の事件を解決に導き、切望していた強力班への配属が認められる。漫才のオーディションではチョリムの相方も務め、意外な“お笑い能力”を発揮。
オ・チョリム(シン・セギョン)
本名はチェ・ウンソル。事故で過去の記憶を失い、両親を“バーコード連続殺人事件”で亡くした事実も覚えていない。人気芸人になるのが夢で、劇団で下積みをしている。匂いが見えるという不思議な力を駆使してムガクに協力。人の嘘を見破り、真実を見極めることができる。
チェ・ウンソル(キム・ソヒョン)
ムガクの最愛の妹でチョリムの本名と同姓同名。高校生の時、チョリムと間違われ、入院していた病院のベッドで殺害される。
クォン・ジェヒ(ナムグン・ミン)
芸能人並のルックスと実力でテレビにもひっぱりだこの人気シェフ。恋人を“バーコード連続殺人事件”で亡くす。レストラン事業を手広く展開し、チョリムをアルバイトとして雇う。
ヨム・ミ(ユン・ジンソ)
“バーコード連続殺人事件”の専属プロファイラー。知性と美貌を兼ね備え、常に冷静な判断をするため、強力班と度々対立。ムガクの妹の件を知る唯一の人物で、影でサポートしている。


 

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