執行猶予で釈放された大韓航空前副社長の趙顕娥(チョ・ヒョナ)被告。|THE FACTDB


ピーナッツリターン事件で国民的な批判を受けた大韓航空の前副社長、趙顕娥(チョ・ヒョナ)被告が最高裁への上告を断念した。しかし、検察は控訴審の判決が不当だとして上告を決定し、同事件は最高裁の最終判断を受けることになった。


先月28日、離陸前に搭乗機を引き返させたとして起訴された趙氏側は、上告を諦めたと明らかにした。


趙氏の事件を弁護していた法務法人ファウは、「裁判所の判断を尊重し、自粛する意味で上告を断念することにした」と明らかにした。また「この事件によって傷付いたすべての方に改めて心から謝罪する。他人を配慮し尊重する人生を生きていくために努力する」と付け加えた。
しかし、検察側は同日、控訴審判決が不当だとして、上告することを決定。結局、ピーナッツリターン事件は最高裁の最終的な判断を受けることになった。


趙氏は1審で1年の実刑を宣告された。しかし、控訴審では「搭乗機を引き返させたのは航路変更罪に当たらない」として、量刑を軽減。懲役10月に執行猶予2年の判決した。趙氏はその日、釈放された。


THE FACT|パク・ジヘ記者

  • (1/20)
  • Editor’s Choice
  • TOP10
  • Keyword News
  • FAN N STAR TOP10