俳優ソン・ジェリムが<THE FACT>とのインタビューで人生の喜怒哀楽を語った。|イ・セロム記者


「僕くらいの年齢の人なら誰もが十分共感できる内容じゃない。記事に出してはいけない理由は何なの?」


インタビューをしていたソン・ジェリムが所属事務所のスタッフにこう尋ねました。最近、住宅保証金を突然引き上げた大家さんのせいで気苦労したという話をした直後でした。所属俳優に悪影響が及ばないかと心配したスタッフに、ソン・ジェリムが渡した言葉でした。
俳優と記者として会った席でしたが、この瞬間だけは彼が普通の人間に見えました。“人気俳優ソン・ジェリムも私と似たような悩みを抱えている人間だね”と。本当に人間的なソン・ジェリムの喜怒哀楽、今から会ってみませんか?


「僕はワーカホリックです」。ソン・ジェリムは仕事をするときが好きだ語った。|イ・セロム記者



「僕は、ワーカホリックの気質を持ってます。そのためか、現場にいる時が一番嬉しいんですよ。肉体的にも精神的に大変ですけど、ものができる過程がとても楽しいです。仕事が終わったらすぐ悲しみに変わるのが問題ですけど(笑い)。ともかく、仕事をする時が一番嬉しい瞬間でした」


「テナントなら誰もが共感できるはずです」 “テナント”のソン・ジェリムが怒りを爆発させた。|イ・セロム記者



「仕事が思い通りにならないときに腹が立ちます。最近、マジで頭に来る出来事がありました。僕、実は 賃貸住宅で住んでるですけと、大家さんが突然家賃を上げると通知したんですよ。なぜ悲しい予感は外れないでしょうか。今回も、賃上げのことは予想していたのに、僕も家族も忙しくて備えができなかったです。大家さんとテナントとの葛藤は嫁姑関係よりも激しいです。僕の年齢の人なら、誰もが共感すると思います


ソン・ジェリムが夜遅くかかってきた電話に恐怖を覚える理由は?|イ・セロム記者



「叔母と祖母が亡くなったとき、本当に悲しかった。大学入試の1ヶ月前に叔母が亡くなって、三日前にはお祖母ちゃんが亡くなったんです。その日の朝、なぜかお祖母ちゃんの様子がおかしくて、学校には行かないと言ったです。すると父が、“学校に居る間にはきっと大丈夫だから、行ってきなさい”と言われました。学校が終わって路地を過ぎて家に到着したとき、ドアの前には“ポラメ病院の葬儀場に来なさい”と書かれた紙が貼られていました。とても悲しかった。未だにもその時の感情を鮮やかに覚えてます。それ以来、夜遅く電話でも鳴ると、心臓が凍り付く気分です



「ファンと疎通するのは楽しいことです」。ソン・ジェリムの「楽」は、ファンとの疎通だ。|イ・セロム記者



作品が終わってファンと疎通する時です。作品に入る前とか終わった後に、公式サイトのようなところに文を投稿するんです。普段には近況の報告文もアップします。人々とコミュニケーションすると、そこから来る楽しさが大きいです。僕のことがゴシップになって悪口されても大丈夫です。人々が同じ心になって、同じ空間・同じ時間に集められる媒体機能が僕にあることが嬉しいです。よく会って顔を知っているファンの方もいますが、その方々と話すことも、僕にとっては幸せの一つですよ。なので、僕はいつも、できればファンの特徴を覚えようとしています。大規模なツアーももちろん楽しいけど、一緒にする時間が長くないのでそれが残念です。会場の借りには時間制限があるから、ご飯でも一緒に食べる時間もないし。もちろん、その限られた時間を充実に過ごすのも楽しいことですけどね」


THE FACT|チョン・ジニョン記者

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