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SHINHWA(神話)が17年ぶりにグループ名「神話」を取り戻した。完全な名前“神話”を名乗ることができたのだ。
商標権使用契約の解除と関連してJUN MEDIAと法廷紛争を続けてきたSHINCOM ENTERTAINMENTは29日、裁判所の最終判決の結果、「神話」の商標権の譲渡が最終決定されたと発表した。
JUN MEDIAは、グループSHINHWA(神話)の商標権権利をSMエンターテイメントから譲り受けた会社で、SHINHWAの商標権使用契約と関連して2012年からSHINCOM ENTと法廷紛争を続けてきた。
SHINCOM ENTは、昨年8月に行われたJUN MEDIAとの商標権使用契約の解除訴訟で、一部勝訴したが、敗訴した部分について控訴を提起。
以来、SHINHWAは裁判に問題を起こさないように、2013年に発売した11thアルバムからジャケットに“神話”の名前の代わりにロゴのみを使用してきた。また、“神話カンパニー”という会社名も未然の事態を回避するため、去年8月に“SHINCOM ENTERTAINMENT”に変更した。
商標権を巡る裁判の結果が出たのは今週27日。裁判所は、両社の合意に基づき、SHINHWA(神話)に“神話”の商標権を譲渡することで最終判決した。これにより、グループSHINHWA(神話)とSHINCOM ENTは29日、商標権を譲り受けて、名義移転の手順を進めている。
また、SHINHWAは、これまで商標権の問題で制約を受けていたアルバムや諸コンテンツ事業、海外事業などに、より積極的で活発な活動を行う予定。訴訟期間中に止むを得ず変更した“SHINCOM ENTERTAINMENT”という会社名も、2011年に初めて設立した“神話カンパニー”に変える計画だ。
SHINCOM ENT側は、「長い時間続いた苦しい裁判沙汰の末、いよいよ私たちの大切な名前を取り戻すことができ、大変うれしい。これまで“神話”という名前を守ることができるように多くの応援と支持を送ってくださったファンの皆さんに深く感謝する。これから“神話”という名前がさらに輝くように最善を尽くしていきたい」と伝えた。
一方、SHINHWAは来る6月20日、中国・南京で三回目のアジアツアーコンサートを開催する。
THE FACT JAPAN