写真:ROAD FC 024 in JAPAN

 

“Come On! Techno Goliath!”
復帰戦に臨むチェ・ホンマン(34・フリー)の対戦相手が決定された。日系3世のブラジリアンのカルロス・トヨタ(43・Hard Combat)。


チェ・ホンマンは韓国の格闘技界を賑わせた主役。2004年にシルム(韓国相撲)から格闘技に転向すると意思を明かし、翌年K-1に進出。格闘技選手として本格的な活動に乗り出した。


大きな体格を生かした重みのあるパンチが強みであるチェ・ホンマンは、当時、世界最高のファイターたちとも肩を並んだ。ボブ・サップ、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップ、セミー・シュルトなどが彼の相手だった。
エメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップには負けたが、セミー・シュルト、ボブ・サップを判定勝利する波乱を引き起こした。特に日本で人気の高いボブ・サップに勝つと、日本と韓国をはじめ、世界的から注目を集めた。


今回の復帰戦は、ホンマンにとって格別な意味を持つ。一時、世界格闘技市場の中心だった日本で全盛期を送ったためだ。彼が復帰戦に臨む「ROAD FC 024 in JAPAN」は、韓国のメジャースポーツ史上、初となる海外大会で、日本と韓国の立場でも意味がある。


チェ・ホンマンの相手であるカルロス・トヨタは、総合格闘技戦績5勝6敗1引分の成績を収めたファイター。勝利の記録をみると5試合のうち、なんと4回もKO、TKO。それくらい強力な拳の持ち主であり、敗北した6試合のうち4試合は判定負けで、相手に圧倒された試合が少ない。
最近の試合でカルロス・トヨタは2連勝を記録。2試合ともパンチによるKOとTKO勝利だった。さらに、極真空手、ブラジリアン柔術などさまざまなジャンルを経験した20年歴のベテランファイターでもある。175㌢のミノワマンが217㌢のチェ・ホンマンを技術で勝利したことがあるため、カルロス・トヨタを相手にホンマンはどんな試合をみせるか、期待されるところだ。


ROAD FC 024 in JAPAN」は7月25日(土)、有明コロシアムにて開催され、韓国からはチェ・ホンマン、チェ・ムベ、ユン・ドンシク、キム・ミンウ、パク・ジヘなどが出場する。


「ROAD FC 024 in JAPAN」対戦決定カード

福田力 vs チョン・オジン
チェ・ホンマン vs カルロス・トヨタ
チェ・ムベ  vs 川口雄介
ユン・ドンシク vs 高瀬大樹
ミノワマン vs TBA
キム・スーチョル vs TBA
パク・ジへ vs しなしさとこ
 

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