※テキストの中にドラマのストーリー(ネタバレ)が一部含まれています

 

写真:C-JeSエンターテインメント(放送画面)

 

歌手兼俳優のユチョン(28・JYJ)がドラマ「匂いを見る少女」を通じて“多才な俳優”であることをもう一度証明した。


SBS水木ドラマ「匂いを見る少女」(脚本:イ・ヒミョン、演出:ペク・スチャン)は、3年前のバーコード殺人事件で妹を失った無感覚の男と、同じ事故で超感覚的な能力を持つようになった一人の女性の物語を描いたミステリーサスペンス・ロマンチックコメディ作(全16話)で、ユチョンは妹を失った衝撃で体の感覚を喪失した警察の“チェ・ムガク役”を演じた。


ユチョンは同作で、これまでのない“歴代級キャラクター”を完成し、“アクション本能”、“先輩役者たちからの信頼”などに加え、“グローバル的な人気”、刑事ファッションの典型的な姿を破った“リアルボーイフレンドルック”などで、多才な能力はもちろん、“使え道があふれる俳優”であることを、再び証明した。

 

写真:C-JeSエンターテインメント(放送画面)

 

◆歴代級キャラクターの完成
このドラマでユチョンは、初回から体を惜しまないアクション演技とともに、視聴者に深い印象を残した脱骨演技などで話題を集めた。また、見事な嗚咽演技をみせる一方で、それに反するコミックな演技まで、“チェ・ムガク”という人物を表現しながら、これまでのないキャラクターを作り上げた。


劇中、ヒロインであるオ・チョリム(シン・セギョン)の前では、無心なようで繊細に配慮する男として女心を魅了し、ツンデレキャラとともに駆け引きの効いたロマンスをみせながら、“彼氏にしたい男”としての魅力を存分にアピールした。

 

写真:C-JeSエンターテインメント(放送画面)

 

優れた推理力も際立っていた。バーコード殺人事件の捜査が本格的に始まると、ユチョンは“キープレイヤー”としての存在感を誇示した。ほかにもユチョンは、今流行りの“モクパン(먹방:食べる番組を意味する造語)”と“サンナムジャ(상남자:男中の男という意味の造語)”としての面貌で、「匂いを見る少女」をみるさまざまな楽しさを与えたという評価を受けた。

 

写真:C-JeSエンターテインメント(放送画面)

 

◆アクション本能が爆発
スリルにあふれるアクション本能も輝いた。
第9話のエピソードでは、ユチョンがバーコード殺人事件の犯人を追撃するシーンで手に汗を握るアクションを披露した。犯人を追う過程で車にぶつかる場面もあったが、痛みを感じないキャラクターを表現するために、ユチョンは苦しむところかすぐ立ち上がる敏捷な働きで、視聴者たちを感嘆させた。


ユチョンのアクション本能は初回から予告された。美容室のガラスドアに体を投げ、犯人が叩きつける椅子が壊れるほどの攻撃を受けながら、無表情な顔を失わない集中力をみせた時は、現場にいるすべてのスタッフから熱い拍手が送られた。


当時についてドラマの関係者は、「ガラスドアを破って犯人と大敵する場面はとても危ないシーンだったが、ユチョンの優れた運動神経と徹底したリハーサルのおかげで、良い画を撮ることができた」と絶賛した。
このように、ユチョンは女心をくすぐる甘いロマンチックコメディから迫真あふれるアクションシーンまでを完ぺきにこなし、劇的な緊張感を高めながら、視聴者たちの視線を常に釘付けにした。

 

写真:C-JeSエンターテインメント

 

◆仕事は“チェ・ムガク”のように、先輩からの愛は“ユチョン”のように
ユチョンは、劇中イ・ウォンジョン(強力班のカン係長役)に自分の功績を持たせながら、職場で上司に愛されるコツをみせて笑いを誘った。


第6話では、ナムグン・ミン(クォン・ジェヒ役)のレストランで起きた殺人事件を探るところ、偶然麻薬事件の容疑者を逮捕し、これをカン係長の功績にして、表彰状と金一封をもらえるようにした。また、金一封で行う飲み会では、違法賭博場を見つけて事件終結を報告する過程で「~は、カン係長の考えでした」と付け加え、上司たちに愛される部下のお手本をみせてくれた。


実はユチョン、カメラが回らないところでも先輩から愛される後輩だった。
イ・ウォンジョンはユチョンのことについて、「いつも率先するし、配慮してくれる人間的な俳優。先輩後輩役者たちやスタッフらとのコミュニケーションが上手で、行動一つ一つが成熟して、何度褒めても惜しくないくらいだ。ドラマのリードする主人公だから結構疲れているはずなのに、いつも現場には先に着いて台本を練習していて、気になることは先輩たちにアドバイスを求めてくるから、すごくかわいらしい後輩」と絶賛した。


また、前作「スリーデイズ~愛と正義~」で共演したチョ・ヒボンは、「一緒に演技すればするほど、瞬発力とユーモラスな感覚が優れた子だと感じる。とても相性が合うし、ユチョンくんがたくさんの作品で演技力を認められていることには、やはりそれなりの理由があるんだなと思った」と絶賛を惜しまなかった。

 

写真:Bliss Media

 

◆グローバル的な人気
すでにアジアでは「匂いを見る少女」に対して熱い関心が寄せられた。そしてその人気は、グローバル的にも広まり、アメリカ最大のIPTVプラットフォームであるhuluでは、韓国ドラマランキング1位を占め、Soompi、DramaFever、Tv-Vikiなどの現地動画サイトでも最上位にランクインする記録を残した。


このような反応は、ユチョンが世界的な関心を受けることを証明するものでもあり、特に中国では、中心街の地下鉄駅にユチョンのポスター広告を掲示したり、Weiboでドラマ部門・ホットトピックランキングの1位を収めるなど、彼に対する中国内での爆発的な人気を実感させた。

 

写真:Bliss Media

 

◆“リアルボーイフレンドルック”で女心が揺れる
ユチョンは“リアルボーイフレンドルック”で、刑事ファッションに対する固定観念を破った。
彼は毎回さまざまなスタイルを演出し、捜査劇とロマンチックコメディを同時に満足させる、活動的ながら洗練されたコーディネートで、女心を刺激した。


これについてユチョンの担当スタイリストは、「捜査劇やロマンチックコメディ両方に合うようにコンセプトを設定した。男は女性よりアイテムの種類が少なくて限られているので、コートにフードパーカーを重ねて刑事の活動的な姿を演出し、いろんなカラーを組み合わせながら優しい彼氏の姿を表現したいと考えた」と説明。ユチョンがドラマで披露したさまざまなファッションは、実際にも若い男女視聴者の間で大きな話題を集めた。

 

写真:Bliss Media

 

一方、ユチョンの大活躍で21日に終演したドラマ「匂いを見る少女」は、10.8%(ニールセン・コリア)という自体最高視聴率を記録。ユニークな素材と優れた演出力、ロマンスとスリラーでとったバランス、そして役者たちの好演が際立つ上出来なドラマコンテンツとして、視聴者の好評とともに有終の美をおさめた。


THE FACT|芸能チーム

 

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