俳優のキム・スンウが、韓国版「深夜食堂」のマスター役を演じることになった。｜THE FACT DB

俳優のキム・スンウ（46）が、韓国版「深夜食堂」に出演を決定した。主人公のマスター役を演じる。
韓国版ドラマは地上波のSBSが編成を担当し、来る6月から毎週土曜日の夜に放送される予定。物語は原作と同様。舞台はソウルの繁華街に変えた。

「深夜食堂」は、安倍夜郎による日本の漫画作品。2006年10月に小学館の漫画雑誌「ビッグコミックオリジナル増刊」に初登場し、以降2007年8月からは「ビッグコミックオリジナル」で連載されている。シリーズ累計230万部が発行された、日本では国民的“食”コミックでもあり、2009年10月からはTBS系列ドラマとして制作。シーズン3まで放送されながら、今年の１月には映画版が公開された。
韓国ではハングルの翻訳版が発刊され、およそ45万部の販売高を記録（2014年12月基準）。2012年にはミュージカルとして制作されるなど、多くの漫画ファンに熱い支持を受けながら現在も高い人気を博している。

出演を決定したキム・スンウは、「誰でもやってみたいと思う魅力的なキャラクターを演じることになり、とても嬉しくて興奮している。たくさんの方々が『深夜食堂』の魅力を知られているだけに、プレッシャーはあるが、ともにするスタッフらを信じて視聴者のみなさんに新しい姿が見せられるよう、最善を尽くしていきたい」と抱負を伝えた。

演出はドラマ「宮～Love in Palace」（06）、「一枝梅」（08）、「イタズラなKiss」（10）、「ラブ･アゲイン症候群」（12）などを手がけたファン・インロェ監督が務めることになり、地上波ドラマとしては異例的な1話30分に編成して2話連続で放送。放映時間は劇中食堂の開店時間に合わせた夜12時からスタートする。

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