ハン・ソンジュ(写真)が、元彼氏のクリス・スと、1年以上を法廷で闘っている。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] 去年、美貌の女子アナウンサー出身である“H”が、SEX動画スキャンダルに巻き込まれた。
ネットユーザーたちは、その動画を素早くネットに拡散し、動画を観た他のネットユーザーたちは、「あのHに違いない」「すごく似ているけど、Hではない」などで意見を対立した。
これは、“12月の悪夢”のような時間をおくった元ミスコリア出身のタレント兼、元女子アナウンサーであるハン・ソンジュ(38)のスキャンダルだ。


騒動の始まりは、“HのSEX動画”というタイトルの動画からだった。
赤裸々なSEX行為が撮られているこの動画は、台湾系のアメリカ人のクリス・スが撮影したものだ。
彼は、ハン・ソンジュの元彼氏でもある。
しかし、彼の存在が知られるまで、動画の真否に対する雑音は絶えなかった。


そんな中クリス・スが、自身の存在を現わした。
各メディアにEメールを送りながら、ハン・ソンジュの過去をいちいち暴露した。
彼女の男性遍歴からはじめ、請負暴行説、スポンサー説、監禁暴行など、口にするには、あまりにも酷な罪をならべながら、ハン・ソンジュを締めつけた。


彼の暴露に世論は、次第にハン・ソンジュのことをそばめ始めた。
ハン・ソンジュという実名を記事に載せなかったメディアも、どんどん増えており、更には、「ハン・ソンジュの実体を公開する」という情報提供者や目撃者まで現れた。
そして、過去の記事まで話題を呼び、ハン・ソンジュは、もはや取り返せない破局をむかえた。


クリス・スは、「ハン・ソンジュと、彼女の兄、母などに、8時間以上を監禁されたまま、集団暴行された」と明かし「それに対する慰謝料2億ウォンに、彼女と交際しながら使ったクレジットカードの使用額、エルメスの腕時計などのプレゼントで使った3億4千万ウォンをまとめた、計5億ウォン(3千700万円)を賠償してもらう」という刑事告訴及び損害賠償の請求訴訟を起こした。


これにハン・ソンジュも対抗した。
彼女は、「クリス・スを監禁、暴行したという主張は事実ではない。むしろ、彼自身が私の家に無断侵入してきた。私の首にはさみを突きつけながら脅迫し、器物を破損しながら、自分との交際を続けてほしいと求めていた」と反論、クリス・スを名誉棄損罪で訴えた。
また、今年の1月には、彼女自身に対する噂や虚位主張を取りあげたメディアや記者に対して、民事訴訟を提起した。


この二人の戦いは、なんと11ヶ月も続いている。
そんな中、ハン・ソンジュの主張を裏付けるクリス・スのメールや、刑事訴訟件の起訴中止など、複合的な変数が作用した。
また、数回にも及んだ裁判の延期などで、壮絶な法廷での戦いが続いた。
火をつけた当事者たちは、弁護士の後で結果だけをみる形成だった。


「ハン・ソンジュ側から集団暴行された」と5億ウォンを要求する原告のクリスと、被告人のハン・ソンジュの民事裁判の宣告は、8日の午前9時40分に下された。
結果はハン・ソンジュの勝利。
裁判所は、「原告人の請求を棄却する」という判決を出した。
しかし、今回の判決だけでは、二人の戦いはきっぱりと終わらないと思われ、世間は、彼らの戦いがまだまだ続くと予測している。

 

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