韓国ウォンの対円相場が、7年2カ月ぶりに100円=800ウォン台まで進んだ。 |
韓国ウォンの対円相場が、7年2カ月ぶりに100円=800ウォン台まで進んだ。
23日午前、ウォンの対円相場は100円=900ウォンを割り込んだ。対円相場でウォンが800ウォン台を記録したのは2008年2月28日(終値889.23ウォン)以来、初めて。前日100円=902.86円まで進んだ対円相場は、同日午前6時頃、800ウォン台まで加速。以後、100円=900ウォン台は回復したが、当分、ウォン高・円安がさらに進む可能性が高い。
専門家らは量的緩和をベースにした日本の拡張的景気浮揚政策アベノミクスの影響をウォン高・円安の要因と挙げる。2012年6月には100円=1500ウォン台だった対円相場は、安部政権のスタートと同時に円安が進み、とうとう100円=900ウォン台が割り込んだ。円安の加速は、韓国輸出企業のプレシャーをさらに大きくするとみられる。
THE FACT|ファン・ジンヒ記者