SHINHWAが1年ぶりに戻ってきた。22日午後、「2015 SHINHWAデビュー17周年記念コンサート WE」を開き、1万人を超えるファンたちに会った。|シンコムエンターテイメント |
“アイドル”という修飾語より「長寿ドル」「先祖ドル」という表現がよりふさわしい6人組のSHINHWAがコンサートを開いた。
22日午後5時、ソウル・オリンピック公園体操競技場で開催された2015神話デビュー17周年記念コンサート「WE」には神話創造(ファンクラブ)がすべて集まった。二日間の公演に2万2千席を埋め尽くしたファンたちは、3時間の公演中にSHINHWAのメンバーたちと完璧なチームワークを成し遂げた。
SHINHWAは3時間以上の公演で多彩な舞台を披露し、ファンを満足させた。|シンコムエンターテイメント |
◆17年間集めた26のヒット曲
1998年にデビューしたSHINHWAは、12枚のフルアルバムとスペシャルアルバムを発表し、数多くのヒット曲を保有している。今回の公演ではその中から26曲を選り抜いた。スタートを切ったのは『T.O.P』。2集アルバムのタイトル曲であるこの曲を始め『Perfect Man』『マネキン』まで、メンバーたちはダンスの3曲で公演の雰囲気を大きく盛り上げた。
30代の男のセクシーさは凄かった。六人のメンバーの異なる成熟美と男性美が一つに混じりあい、スーパーパワーセクシーさが作られた。17年目のSHINHWAだけが披露できるセクシーな魅力だった。新人ボーイズグループのような若さからくるみずみずしい魅力は見えないが、深く刻まれた腹筋とでこぼこの筋肉から出るSHINHWAの男性美は誰もまねできないものであった。
神話創造がコンサートに集まってオレンジの波になった。|シンコムエンターテイメント |
新曲もファンにはおなじみの曲であった。今回発表した「WE」の収録曲『White Shirts』『Don't Cry』『Alright』『I'm In Love』など新曲が休む暇もなく繰り広がると、客席のファンは一斉に立ち上がって全身で音楽を吸収した。ファンたちが持っていたオレンジ色のペンライトは、いつの間にか太平洋を飲み込むような巨大な波になった。
特に新曲『標的』とSHINHWAに大賞をプレゼントした『BRAND NEW』が相次いで出ると、会場は熱気に満ちていた。メンバーたちの顔は汗まみれになったが、ファンのエネルギーは劣らなかった。
ファンソングである『メモリ』と『Once in a life time』では、涙と感動を誘った。ファンの応援に支えられSHINHWAはアンコールで『STAY』『Eusha! Eusha』『Yo!』まで情熱的に消化した。
SHINHWAのコンサートには、笑いと感動と楽しみと涙がすべて共存した。|THE FACT DB |
SHINHWAと神話創造の関係は歌謡界でも有名だ。インターネットを探せばこれらに関するエピソードを簡単に見つけるほど。同日もドンワンは「皆さん、私があなたの人生をSHINHWAの責任ではないと言って、傷付いたんでしょうね?しかし、SHINHWAメンバーたちは相変わらず、あなたの人生に責任を負いません」と力を込めて話した。彼は、「その代わりに、私たちは皆さんが倒れないように支えていく。そのためには私たちが先に倒れてはならない。だから、皆さんが必要です。皆さんの愛と関心と存在、そして神話創造が必要だ」と叫んでファンを感動させた。
SHINHWAが神話創造の前で挨拶している。|シンコムエンターテイメント |
◆17年間一緒にしたファン
チーム最年少アンディの年は35歳。健康で男性的なアイドルの代名詞であるSHINHWAだが、平均年齢36.5歳という体力的な限界は不可抗力的な部分であった。だからこそファンたちはより積極的に一緒に歌って喝采を送った。ステージの上の「兄さんたち」が疲れないように、最初から最後まで立ったまま一緒に呼吸した。
同日SHINHWAは二倍の喜びを享受した。SBS「人気歌謡」で1位のトロフィーを受賞し、「標的」で総9回の1位を獲得する記録を立てたからだ。9冠王に上がったメンバーたちは「『THIS LOVE』を超える愛を受けることはできるのか、下り坂ではないのかと悩んだが、とんでもないことが今日起こった」と感激した。
ミヌは「私たちは、最長寿アイドル神話です。そして、皆さんは最長寿ファンクラブ、その名は神話創造。生まれ変わっても皆さんに会いたい。悪童のようなメンバーたちと神話として生きているのを感謝しています。皆さんと一緒にしてうれしいです。皆さんは神話に大きな力であり、原動力であります。愛してること、知っていますね?」と叫んでファンに「ハート」を送った。
SHINHWAと一緒に17年間を送ってきたファンたち、彼らの手を握ってコンサートにきた老若男女の観客まで、SHINHWAのコンサートには特別な見どころでいっぱいだった。
THE FACT|パク・ソヨン記者