ヨンジに2015年はどんな意味だろうか。KARAの末っ子ヨンジが<THE FACT>とのインタビューで、新年の計画と抱負を語ってくれた。|写真:ペ・ジョンハン記者

 

「2015年はKARA活動をもっと一生懸命!家族が誇りに思えるヨンジになりたい!」


初給料をもらって実家に帰る道。生まれて初めて自分の手で稼いだお金でプレゼントを買い、それを親に渡す時の気分は、どんなことばでも表現できないものだ。胸がいっぱいになって、涙がこぼれそうで、喜んでくれる両親の顔を浮かべたら、いつの間にか自分も笑顔になってくる。
昨年、KARAの新メンバーとして合流し、本格的な社会勉強をはじめたヨンジにとって、今年のソル(설:旧正月)はまさにそのものである。


◆ヨンジを泣かせたことば「KARAに来てくれてありがとう」
デビュー後に初めて迎える‘ソル’だ。ヨンジは家族に会ったら話したいことをたくさんためている。そしてその話の中にもっとも多いことは当然KARAだ。
ヨンジはサバイバルオーディション番組を通じてKARAの新メンバーになり、昨年8月はKARAの6枚目のアルバム「Day & Night」でメジャーデビューを果たした。


KARAというグループに新しいメンバーとして合流することは、決して易しいことではなかったはずだ。すでに頂点に立っているKARAの人気をそのまま得られるという裏面には、一人で戦わなければならないプレッシャー、辛い時間があった。その時、ヨンジに力になってくれたのは“ファン”だった。


「最初は不安でした。KARAは歴史が長くて、それまでKARAを大切にしてくれているファンがいらっしゃいますから、その方々が私を受け入れてくださるか心配でした。でも、そんな時に真心を込めて手紙を書いて送ってくださったファンの方々のおかげで、私は頑張れました。“KARAに来てくれてありがとう”ということば一生忘れないです。本当に心から感謝しました」


ヨンジはこう言っては、しばらくことばを出さなかった。二十歳。まだ幼い年に彼女が経験したプレッシャー。こぼれる涙にそれらがそのまま現れていた。チームに迷惑になるのではないだろうか。嫌われるのではないだろうか。メンバーとして自分の役割をしっかりと果たせるだろうか。口に出さなかった悩みと心配がたくさん感じられた。

 

昨年の夏、ヨンジはKARAの新メンバーとして合流した。喜びがある分プレッシャーもあった。

 

「『マンマミーア!』の時は気が弱くなっていたと思います。ミュージックビデオをみると“どうしてこれしかできなかったんだろう”って。アルバムに載せた写真も一番良いものにしてくださったはずなのに、惜しい気持ちでした。欲を言うつもりはないですが、次回は今よりはもっとうまくやりたいし、きっとそうなれると自信があります」


◆「家族が誇りに思える娘になりたい」
KARAに合流してからさまざまなプレッシャーと期待、喜びと緊張の中で過ごしてきたヨンジは、旧正月の連休に歌手ではなく、一人のかわいい娘に戻る。予定を尋ねると「KARAのスケジュールより忙しくなりそうです」と笑顔を浮かべた。
「両親に正月に休めると言ったら、計画を立てて送ってくれました。まずは実家に行って外家に行く動線ですが、本当忙しくなりそうです。父が“夜迎えにいくから完ぺきに準備しておくこと”って。なんだか重いでしょう?(笑い)とにかく今年の旧正月には親戚みんなに会えるからドキドキします」

 

旧正月は家族と一緒に!ヨンジはインタビューの前、両親にあげる保温インナーを買った。

 

インタビューの前、ヨンジは両親にあげる保温インナーを買った。給料日はまだ先だが、一人の社会人として自分の役割ができるように育ててくれた両親に、ヨンジは心から感謝した。「お給料が出たら、ご両親には何をしてあげたいですか」と聞くと
「私の通帳は母が管理していてカードも預けています。それで両親がほしいものを買えられるくらい貯まったら嬉しいです。でも私も母も、あまりお金には欲張らないです。本当になりたいのは、“誇りに思える娘”です。旧正月の計画を立てる時に感じたんですが、両親は私を親戚にみせたがるようでした。父が私のことを自慢していると聞いて本当に嬉しかったし、胸がいっぱいになりました。親戚に会ったらどこでも自慢できるようにたくさんサインしてあげたいです(笑い)。」

 

★密着取材第1弾!ヨンジの1日はこちらから:http://bit.ly/1Ec7mFr


THE FACT|チョン・ジニョン記者

 

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