韓国の芸能マネージメント協会が、最近専属契約紛争の問題で物議を醸している女優兼モデルのクララに対して、芸能活動の自制を求めた。|THE FACT DB

 

韓国の芸能マネージメント協会は、所属事務所との契約紛争を起こした女優兼モデルのクララ(29・本名:イ・ソンミン)に対して、芸能活動の自制を求める公式立場を発表した。


同協会は28日、特別機構・賞罰調停倫理委員会を通じて「クララは最近所属事務所との契約解除の問題で議論を起こした当事者として、まだ捜査の結果が出ていない事案ではあるが、社会的に大きな物議を醸しており、特に性的羞恥心を受けたという敏感な部分が公な議論となって、その余波は大衆にまで影響を与えるため、さらに深刻な問題となっている」と述べた。


続いて「クララは、本委員会に2012年7月にあった専属契約紛争で、糸口となった専属効力停止の事前通報および契約完了以降の再契約という業界の慣例原則を無視し、一方的に二重専属契約問題の原因を提供したことで、再発防止のために注意措置を一度下していた。しかし、それにも関わらず再び社会的な物議を起こすと同時に、市場の秩序を崩している」と指摘。このような状況で、現在にも海外で活発に活動しているクララに対して憂慮の意を示しつつ「クララはスターとしても、問題となった事件の当事者としても、大衆には自分の芸能活動について理解を求めるべきであり、真摯に公人として責任をとって自粛するべきだが、それが十分に行われていない状態で芸能活動を継続することは、自制すべきである」と強調した。


クララは昨年9月、所属事務所であるPolarisエンターテインメントのイ会長との会話で「性的羞恥心を感じた」と契約解除を主張した。そして同年12月末には所属事務所を相手に専属契約無効訴訟を提起。これに対してPolaris側は、同年10月にクララを恐喝および脅迫の容疑で刑事告訴した。
以来、議論となったイ会長とクララが交わしていた通信アプリ上での会話内容が韓国のあるメディアの報道ですべてが公開され、性的羞恥心を感じられるような内容はなく、世間はクララに対する厳しい声をあげた。


クララは現在、中国や香港などでのスケジュールをこなすなど、変わらず芸能活動を続けている。


THE FACT|キム・ハンナ記者

 

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