映画「きょうの恋愛」でスクリーンデビューを果たした俳優兼歌手のイ•スンギが、彼の「喜怒哀楽」を<THE FACT>に公開した。|ナム・ユンホ記者


歌手にはアルバム販売量が人気を測る尺度になる。ドラマ俳優には視聴率が作品の勝敗を左右する基準になる。映画俳優には観客数が物を語る。すべての職業人もそうだが、数字・記録・成果に自由になれないのは芸能人も同様。
デビュー11年目の俳優兼歌手イ・スンギ。誠実で模範的な彼の喜怒哀楽はすべて「記録」から始まる。


イ・スンギの喜びは、自分が出演した作品とアルバム販売が良い成績を収めたことだ。|ナム・ユンホ記者


「喜」
「運が良かったです。何をしても、最初は成績がかなり良かったんですね。初めて出演したドラマが『噂のチル姫』(2006年)だったが、視聴率が40%を超えたです。バラエティ番組「1泊2日」の成績もとても良くて、言うまでもないくらいです。映画も、初めて主人公として出演したことにしては、反応が良くて、とても感謝しています。何をしても誰かに喜びを与えることは、とても祝福だと思います」


イ・スンギは性格上、あまり怒らない。これは、11年間の芸能界生活をしながら体得した彼だけの世渡り術だ。|ナム・ユンホ記者


「怒」
「事実は、あまり怒りという感情を出せない性格です。その代わりに、“私は怒っていますよ”というアピールはたくさんやるんです(笑)。腹立たしいことなどがあっても、すぐ忘れるんですね。怒ること自体が最初から起きないように努力する方です。話し合う方法を学びました。90%は怒って当たり前な状況であっても、「私も理解するよ」という言葉で始めると、ある瞬間怒りが和らぐんですね。芸能界生活をしながら大変な瞬間が多かったですが、時間の経過とともに、自ら感情を緩めにして一休みすることを学んだと思います。話し合いながら、他人を理解しようと最大限の努力をする方です」


イ・スンギの悲しみは、、自分自身に向かう数多くの人々の期待だ。たまには原動力にもなるが、時にはのプレシャーにもなる。|ナム・ユンホの記者


「哀」
「私はありがたいことに、無名時代があまりなかったんです(笑)。1stアルバムからたくさんの愛をいただいたから...。そのためか、多くの方が私に対する基準が高くなったような気がします。“イ・スンギなら1等すべきだね”、“イ・スンギなら、こうしなくちゃ”、“イ・スンギなら、このくらいは出来るはず”というものです。時にはプレッシャーになるし、孤独で大変です。「なぜ私だけにあんなことを期待するのか」と、ねだりたい時もありますよ(笑)。しかし、人生というのは上り下りのものだろうし、その分、愛と関心を受ける証だと受け入れています」


イ・スンギの楽しさは、新たに作っていく記録。初主演を務めた映画「きょうの恋愛」でボックスオフィス1位を記録したことが楽しいイ・スンギ。|ナム・ユンホ記者



「関心と期待がなければ、不可能なものです。多くの記録を立てたのが、私には喜びです。様々なタイトルで1位を達成しました(笑)。映画『きょうの恋愛』でボックスオフィス1位を獲得して、とても気持ちが良いです。だけど、私は欲が多い人じゃありませんよ。あきらめも早いんです(笑)」


THE FACT|ソン・ジヨン記者

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