映画「許三観」で夫婦として息を合わせたハ・ジョンウ(左)とハ・ジウォン。|キム・スルギ記者

 

映画「許三観(ホサムグァン)」に出演したハ・ジウォンが、クランクアップ後、意味深い感想を伝えて視線を集めた。


17日、ソウル・新沙洞(シンサドン)にあるCGV狎鴎亭(アックジョン)で、映画「許三観」(ハ・ジョンウ監督)の制作報告会が開かれた。
会見でジウォンは「まるで夢をみていたような撮影でした。童話のように感じたこの気持ちを、きっと観客のみなさんも感じられる映画だと思います。すごく癒された撮影現場でした」と回想した。
彼女は「たぶん私だけがそう感じたのではなく、ほかの方々も同じ気持ちだったんだと思います」と述べつつ「ハ・ジョンウさんが主演と監督を務められましたが、誰よりも役者の気持ちをよくわかってくれる監督でした。自分でも思いつかなかった部分まで気をつかってくれました」絶賛した。


子役たちとの共演については「撮影が終わっても会いたくなりました。私は一男三女の家庭で育ちましたが、そうやって和気あいあいと過ごしてみると、私たちを育ててくれた時は、両親がどんなに苦労されただろうかと思いました」と述べつつ「息子たちと仲良く過ごしました。とても優しい子たちで私とよく遊んでくれました」と笑顔を浮かべた。


映画「許三観」は、貧乏で何ももっていない怠け者である許三観が、絶世美女の妻と3人の息子たちと平凡に暮らしているところ、人生最大の危機に直面することになり、それに立ち向かう姿を描いた作品。中国の小説家ユイ・ホア(余華)の代表作「許三観売血記」を原作にした。
映画は来年1月15日に韓国で全国公開される。


 

THE FACT|キム・ガヨン記者

 

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