“キムチ作りで、絆づくり” をスローガンにした「韓・日キムジャンお祭り」が6日、都内の駐日韓国大使館で開催された。

 

日韓関係が行き詰まる中、“キムチ作りで、絆づくり” をスローガンにした「韓・日キムジャンお祭り」が6日、都内の駐日韓国大使館で開催された。


「キムジャンお祭り」は、キムチとキムジャン文化が日本の和食とともにユネスコの無形文化遺産に登録されたことを記念して、駐日韓国大使館が昨年初めて開催したイベント。毎年晩秋から初冬にかけ地域住民や家族が一年分のキムチを一緒に漬け込む韓国の伝統文化「キムジャン」を日本に知らせるとともに、食文化を通じて両国の交流をさらに活性化するのが同イベントの狙いだ。

 

「韓・日キムジャンお祭り」が6日、都内の駐日韓国大使館で開催された。


同イベントには、日韓両国の政界、財界、文化界からの来賓など約100人が参席し、韓国の“キムチ名人”第1号であるキム・スンジャ氏からキムジャン文化やキムチ作りに対する説明を聞き、直接キムチ作りを体験した。特に、日本産と韓国産の食材料でキムチ作りを行い、日韓友好とコラボを強調した。

 

柳興洙(ユ・フンス)駐日韓国大使は祝辞を述べ、「キムチ作りに使われる白菜とトウガラシは、韓国から持ってきた種で日本のさいたま県で栽培したもの」と日韓融合を強調しながら、「現在韓日関係を季節に例えると冬になる。本日のキムジャンお祭りを通じて、両国の友情の温かいぬくもりで、両国関係の冬を乗り越え、そして来年国交正常化50周年をむかえ、新たな収穫を準備する、より大きな発展を成し遂げる元年になることを願う」と話しました。

 

柳興洙(ユ・フンス、中央)駐日韓国大使


同日のイベントには、日韓両国の出席者によるキムチ作りの体験のほか、韓国を代表するキムチ約30種類の展示、キムチ壷にキムチを保存する伝統風習の再現など、韓国の伝統文化に関する多彩な体験で構成。作ったキムチは、東日本大震災の被災地や75歳以上の在日韓国人に贈る予定だ。

 


「韓・日キムジャンお祭り」が6日、都内の駐日韓国大使館で開催された。

 

キムチ壷にキムチを保存する伝統風習の再現

 

韓国を代表するキムチ約30種類の展示

 

スポーツソウルジャパン|安・ビョンチョル 

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