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MBCヒューマンドキュメンタリー「人が好きだ」で、最近人気急上昇中の俳優ソン・ジェリム(29)の日常が描かれる。タイトルは「心温かい青年、ソン・ジェリム」だ。


■ソン・ジェリム、本当は心温かい都市男
2009年CMモデルとしてデビューし、映画「女優たち」の端役で演技の世界に足を踏み出したジェリムは、ドラマ「太陽を抱いた月」を通じて俳優としての存在感をアピールした。
最近はバラエティ番組「私たち結婚しました4」に出演。19禁発言を迷わず口にしながら果敢なスキンシップをみせる一方、ロマンチックな男として女心をつかんだ今年最も“熱い男”として浮上した。
冷たくて都会的なイメージとは違って、近所の猫たちに忘れず餌をあたえる心優しい男!ソン・ジェリムを「人が好きだ」が密着取材した。

 

子供時代を過ごした新林洞(シンリムドン)を訪れたジェリム。彼が一番好きだった食べ物は、他でもない“*スンデ炒め”だ。|© MBC

 

〔*スンデ순대:豚の腸に、豚の血、餅米、刻んだ香味野菜、春雨などを詰めたあと蒸して完成。一口サイズに切って調味塩か地方によっては味噌ソース、コチュジャンソースなどにつけて食べる。また炒めもの、和え物、スープ、鍋物のメイン材料としても使われる〕

 

■家計簿を書く男、ソン・ジェリム
偶然な機会で芸能界に入門した彼だが、事業運営と不安定な収入で苦労する父親をみると、ジェリムは“ちゃんと給料がもらえる会社員になる”という夢をみる普通の子だった。
母が子ども部屋を営むことになると、ジェリムは20歳の時からひとり暮らしを始めた。ワインバー、パブ、パーティション工事などさまざまなアルバイトを経験した。
懸命に働いて得た収入でギリギリの生活をしていた当時、ジェリムには家計簿を書く習慣ができた。
そして「苦労して稼いだお金を、価値のあるところに使いたい」
というジェリムは、この時から少ない金額でもいろんなボランティア団体に地道に支援金を送っている。

 

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■カンボジアで出会ったジェリムのもう一つの家族
忙しいスケジュールにも迷わずボランティアの助けが必要なカンボジアに向かったジェリム。
彼が真っ先に行ったところは、後援団体を通じて縁を結んだ子供、チェクペク(14歳)の家だった。父親はいなく、母と祖母3人で暮らすチェクペクのために、ジェリムは家の壁、階段などあちこちを修理してくれて、勉強に熱心なチェクペクのために明るい点灯もつけてくれた。
そしてまた会う日を約束しながら別れのあいさつを交わし、家族をあとにして重い足を運ぶジェリム。毎日ゴミの山を探ってみつけたものを売り、ようやく家計をつなぐカンボジアの貧しい人々を、ジェリムは心温かいまなざしで見つめながら、今日を誰よりも一生懸命に生きると、毎日誓う好青年だった。


番組は、12月6日(土)午前8時55分、韓国のMBCチャンネルで放送される。


スポーツソウルジャパン|編集局

 

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