在日同胞の経済人団体、在日韓国商工会議所(韓商連)が創立50週年記念式典「在日韓国商工人の和合の集い」を開催した。


在日同胞の経済人団体、在日韓国商工会議所(韓商連)が創立50週年記念式典「在日韓国商工人の和合の集い」を開催した。


27日、都内のホテルで開かれた同式典には、韓商連の洪采植会長と東京韓国商工会議所の金光一会長をはじめ、日本内17か所の商工会議所から約500人の会員が参席した。また、柳興洙(ユ・フンス)駐日韓国大使、民団の呉公太(オ・ゴンテ)中央本部団長など韓国系の団体と経済人らが来賓として参席し、韓商連の創立50週年を一緒に記念した。

 


27日、都内のホテルで開かれた在日韓国商工人の和合の集い」


韓商連は1962年2月22日“在日韓国人商工会連合会”という名称で結成。本来であれば創立50週年は2年前になるが、社団内の事情で式典の開催は止むを得ず先送りされてきた。しかし、第52・53期の定期総会で創立50週年記念式典を開催することを決意し、今回の開催が実現された。


洪会長は挨拶で「直近の経済環境は国内外において非常に不安定で厳しい状況。在日韓国商工人を代表する本会の使命は、このような環境の中で、急速に進むグローバル化に対応することだ。新たなる在日韓国商工人パワーの集結を図りながら、変化する時代環境に適応できる商工組織の再構築を目指すとともに、会員企業の繁栄と在日同胞経済の発展に貢献することだと思う」とし「今後さらなる組織強化と正常化の実現に向けて微力ながら精一杯務めていきたい」と語った。

 

韓商連の洪采植会長


同式典の実行委員長を務めた東京韓国商工会議所の金会長は「この集いに、私たちは在日韓国商工人のさらなる団結を実現し、在日韓国商工人の繁栄を後押しする経済団体になるよう努力しなければならない。民団と共に、また世界各地の韓商と共に発展し続ける在日韓国商工人組織になるよう、ともに力を尽くしていきたい」とこれからの抱負を表した。


韓商連は創立50週年記念事業として、「韓商連50年史」を来年4月の総会まで発刊する計画だ。

 

同式典の実行委員長を務めた東京韓国商工会議所の金会長

 

柳興洙(ユ・フンス)駐日韓国大使

 

民団の呉公太(オ・ゴンテ)中央本部団長
 

 

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